音楽教室paragon

ギターやピアノ、ウクレレ 等の楽器の事
機材の紹介
ライブに関することなど

ホワイトブルース最高

2022-04-24 18:35:39 | 音楽教室
音楽教室paragon 上原です

リットーミュージック刊
ホワイトブルース ヒーローズ
本が出ました
何が凄いって
このギター弾きの達人技が所狭しと
紹介されています

ギター弾きは全員購入して
先人の技を自分の物にする絶好の本です

楽器の紹介はもちろん
主な曲のフレーズ集
代表曲の譜面
痒いところに手の届く1冊となっています

ギター講師を30数年やっていますが
ここ数年の中でダントツの充実本です

ぜひ手に取って
そして曲を聴きながらいっぱい練習してください


沖縄のお墓参り シーミー

2022-04-18 15:02:10 | 音楽教室
音楽教室paragon 上原です

沖縄では今月
シーミー(清明祭)という行事
祖先へのお墓参りが行われます

祖先代々の墓に家族総出で行って
重箱に御馳走を詰めて持っていき
ゆったりとお弁当のごとく家族みんなで
ご馳走をいただく

大きなお墓の門中では列を成して順番待ちなので
自分の番になるとそそくさと重箱を広げ墓前に線香を立てて
拝んだらすぐに片付けて次の方へと交代して退散

起源は中国なのですが
先人の功を労いながら
これからの行末の安全を祈願し
自分のアイデンティティー(系譜)の再確認
が出来る行事です

一年で最も良い季節になって
風も微風暑さも寒さも和らいで
自然の動植物も活動的になるこの時期に
人間も謙虚に一途にこれからを祈願する行事

地域によっては時期がずれますが
16日祭といって同じような行事があります

家族で出かける用事は年の中でもこの日くらいなので
お墓参りの後は
家族のまま公園やショッピングで団欒を楽しんで帰宅します

コロナ禍の今は
マスク姿なので親戚の方々の顔や声を忘れがちに

何はともあれ
この季節の沖縄はお墓のある地域への移動や
ご馳走の準備での買い物に
普段とは違う場所で渋滞しがちです
お気をつけ下さい

今の自分を作ってきた自分の祖先を思う気持ち
今が順調なら良し
悪いならこれを機会に校正して
毎日を大切に未来へ繋ぐように過ごしていきましょう


ギターネック角度 シム

2022-04-18 14:42:27 | 音楽教室
音楽教室paragon 上原です

ギターの竿の部分をネックと言いますが
これが長年の弦の張りによって少しづつ角度が
変化してきます

通常のセットネックでは順ぞり
と言って
前のめりに曲がってくるので
簡単にはトラスロッドの締めによって補正できます

もう一つ
ギターネックのジョイント部分に
シム
を挟んで角度の調整をすることもできます
ネックを取り外して
ネジ裏に挟む事でネックの仕込み角が修正できて
最終フレットまで一直線な弦高に仕上がります

一般的には
ネックの間に異物が挟まったり平面で無い場合には
音に悪影響が起こる
となっていますので現行のままの方が多いのですが
これ一枚挟んで最終フレットまでの弾き心地が快適になるなら
やらない手は有りません

一枚0.25mmや0.5mmの素材
昔は厚紙で作成していましたが
今では便利な時代で良い素材で整形されていますので
購入後すぐに自分で試せます

ネックの仕込み角
気にもしながったのですが
これを補正するだけで全体の響きも良くなる気がします

ギター用の便利グッズ
これ以外にもまだまだ有りますが
先人の知恵はやはり凄いと思いました

是非お試しあれ


jupiter バンド新曲

2022-04-15 22:07:05 | 音楽教室
音楽教室paragon 上原です

沖縄で活躍するロックバンド
JUPITER
結成後、数十年になりますが
数年前からギターで参加しています

コロナ禍もオリジナル曲が数曲出来ていまして
ギターパートの録音を自宅PCから
メールで送っての作業をしています

直接のレコーディングが自粛されるので
出来る方法で頑張っていますが
PCからデータの送信作業が久々なので
やり方を忘れています

データが細切れだったりしながら
電話やらLINEやらで
バンドリーダーへ確認しながら進めています

ギター弾くのは得意なので良いが
効率の良いPC作業はないかと格闘中です

ライブでたくさんのお客さんに聞かせたいが
まずはCD等の形にしなくてはいけませんね

映画のサントラみたいな曲やブギー曲まで
どうなっていくのかご期待ください


聖飢魔II タイガー うちにもいるよ

2022-04-07 11:54:20 | 音楽教室


音楽教室paragon 上原です

最近のギター雑誌を見ると
聖飢魔IIのライブの記事が目に留まって
? このタイガーうちにもいるよ!
てな事で
なんも懐かしくて記事にしてしまいました

このギター購入したのは1990年代です
今も健在している沖縄市のパークアベニュー通りにある
照屋楽器店でFernandesのカスタムギターとして売られていました

結構な高額ギターでしたが
清水の舞台から飛び降りて購入しました

puにはダンカンが着いていて
ブリッジが初期のフロイドローズ(微調整ネジが付いた)
アップグレードそのままです

木材も良いのが使用されているので
ネックのソリも無し
音も綺麗に伸びていきます

聖飢魔IIの記事を目にした瞬間に
”兄弟タイガーうちにもいるよ” と叫んでしまいました

雑誌の記事では
聖飢魔IIのライブにゲスト出演者がタイガーギターで
何曲か演奏して... 数曲での出演では物足りない
もっと演奏して欲しかった... と書かれていました

実はこのギター
自分でもライブで使用したのは数十年の間に1~2回です
ずっと自宅待機ギターです

何でか
重量が思っているより有りまして
若かりし頃はなんでも無いと思っていたのですが
木材と初期フロイドローズが結構な重量で
レスーポール以上に重いです

思うに
聖飢魔IIでの出演者
腰痛持ちじゃない?
ミュージシャンには多い病気です

特にベースとギターは
市販のお米くらいの重量の楽器を
数時間のライブの間中ずっとぶら下げて走ったり
アクションを決めたりしながら
お客さんを楽しませますが
その一方で体への負担はすごいものがあります 
本当に身を削っています

そのミュージシャンのステータスな楽器だったとしたら
その楽器を置いて他の楽器で演奏できるはずも無く
やって数曲が限度(演出上の時間配分もありますが)
演奏者が業界から離れていく原因の一つでもあると思います

じゃあ軽い楽器で演奏すれば!ということで
最近の楽器は軽量化が進んでいます

でも
音色で言うと重量と音の伸びや迫力は
ある程度以上じゃないと納得の音色にするのには
マイナス要因が多すぎて大変です

軽くて強い木材、あるいは素材は
結構な値段になるので楽器として仕上げると高額

重くても何しても音色重視でいくか
体を労って音色を犠牲にするのか

近年の楽器は軽量化と共に
音楽自体の重量感も足りなくなっていて
昔のように音が塊で飛んでくる感じが少なくなって来ています

1970年代から2000年くらいまでにロックのライブを体験した人たちの様に
若い世代のデジタル化した音楽に慣れている人にも
音が中心部分で塊で出てくるライブを体験させる機会がないものか
作れない物か と思っています