音楽教室paragon 上原です
今年も色々とライブが有りました
ありがたい事に
お客さんも温かい応援や声援で盛り上げてくれたり
声をかけもらったりしながら
無事に?終了いたしました。
いつも来てくれる常連さんもいますが
新しく見に来てファンになってもらえた時は
やりがいを感じます。
*会場やお客さんに敬意を払う事
それぞれの会場の担当者やスタッフの方には
経験豊富な方や未熟な音響さんも多数います。
お客さんにも良く音楽を聞いて覚えて来てくれる方
演奏家に敬意を持って接してくれる方もいますが
ただ単に自分を特別視して欲しい
わがままで横暴なお客さんもいます。
*リハはリハ、本番は本番と割り切る事
リハで音が決まっても、本番でモニターや立ち位置が
ずらされていたりして演奏に支障が出る事が度々あります。
特にギターは音がデカいと言われる事が多いので
音量が出せない事も度々あります。
エレキギターの場合、ある程度の音量まで出さないと
アンプの迫力不足になってしまいがちだったり
他の楽器と混じって自分の音が聞こえなかったりです。
*同じ演奏をしない事
ライブ演奏はバンドの方向性で演奏のスタイルが
決まっていきますが
最近はVo主体のバンドが多過ぎて
楽器の演奏は小さく出力されるライブが多いと思います。
歌以外の楽器が目立つ事は少なくて
CDのように聞きやすい音が出て来る事は良いのですが
ソロになっても迫力やテクニックが全面に出てこない感じがして
せっかくのライブの臨場感の楽しみが半減。
自己のライブ出演時には必ずお客さんの意見を伺って
次のライブには意見を反映させグレードアップを図る。
自分が気をつけている事
*ちゃんと襟のある服と綺麗に磨いた靴
*お客さんは神様でもあるし、助言をくれるので丁寧に接する
*乱暴な人からは距離をとって様子を見る
逆にとっても近づいて何がしたいのか聞いてみる
*リハ時は自分も神様のいる客席で音を聞きに行き
*会場の担当者にはちゃんと挨拶して友達になるようにする
*基本的にモニターに担当楽器のギターは返さない、VoとKeyのみ
モニターの音は生音と違う音が出ている事が多い
バンドと馴染むように自分で生音を微調整する
*照明が綺麗に当たるように
自分で眩しい位置に行きソロを弾く
*会場ごとに自分で音量も音色も決めるが
本番は音が変化するのが当たり前なので
遠慮せずに音量を心地よい音の好みの音色や大きさに微調整する。
ライブ本番での演奏は生物と一緒ですので
毎回何かしらの印象付けをする必要があります
ギターだと
使用する楽器、エフェクター、アンプを変えたり出来ます
会場の備品のアンプを使用すると
同じ種類の機材でも会場の大きさ、お客さんの入り状況
温度や湿度で違う音が出ます。
以前は戸惑ってワラワラしていましたが
今は違う音を楽しみにライブに通って欲しいと思うようになりました。
開演前には客席に行って
来てくれたお客さんと談笑しながら客層や会場の雰囲気を
自分なりに取り込んで理解してリラックス出来るようにします。
演奏の中身は同じでも会場や季節
楽器の音色や使用楽器で印象が変わるし
ソロの中身も毎回違う感じで弾いています。
ライブに来てくれる方へは
その時の瞬間の雰囲気を感じて覚えて欲しいのと
何回でも来て欲しい。
このライブでの音色は次回には無い今だけの音
色々な状況も経験しましたのでノウハウもあります。
自分自身では毎回変化していく姿を魅せたいので
毎回ライブを追いかけて
その瞬間の変化を楽しんで欲しいと思います。