日々日々徒然。

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綴っています。

『アート鑑賞マニュアル NHK美の壷展』 in 京都高島屋

2008-02-26 00:09:27 | Art日記
先月の話になりますが・・・
『美の壷展』(京都タカシマヤでの開催)に行ってきましたよ♪♪

母が『美の壷』ファンで誘われ、一緒に行ってきました。
私はこの番組は観たことなかったんですが・・・
かなり興味をそそる展示会でした!


『美の壷』とは・・・
NHKの美術番組。(谷啓さんがナビゲーター)
「暮らしの中の美」を取り上げ、
目利きたちが指南する鑑賞のポイントや、
通ならではの目のつけどころといった「ツボ」を紹介する番組です。

この展示会では、番組の趣旨に沿い、
鑑賞の「ツボ」をわかりやすく教えてくれながら、
実物を自分の目で鑑賞する・・・というアート鑑賞展示会です。


今まで取り上げたテーマの中から、10テーマを展覧。
一,小伊万里 染付
二,アールヌーヴォーのガラス
三,魯山人の器/織部焼
四,根付/櫛
五,掛け軸入門 表具
六,切子
七,藍染め
八,江戸の文様
九,友禅
十,唐津焼

「いいもの」「伝統あるもの」というのは解っても、
なかなか「見方(ツボ)」が難しい・・・というのが、一般の人の意見だと思います。
私ももちろんそうです。

色々美術鑑賞に行ってる事もあり、良さは分かってるつもりなんだけど、
「どこが素晴らしいの?」と聞かれると、答えるのが難しいんですよね。

感覚で観てるとしか言い様がないんですけど(もちろん感覚で観るのも大事だとは思う!んですが)、
この展示で「ツボ」を教わり、
なるほどな~~~~ってかんじでした。


なんだか、少し教養が身に付いたというか。
この展示会を観終わった後は、
少し開眼したような感覚になりますよ(笑)


お気に入りは、ガレのガラスと、魯山人の器ですね。
さすが・・・素晴らしいです。
ガレの作品には魅入ってしまいました。
(数分立ち止まって眺めてました・・・)

魯山人は前から好きだったのですが、
「壱のツボ 料理なくして完成せず」ということを知り、
見方が少し変わりましたね!
料理がのっているのをイメージしてみたり。
魯山人の料理に対する思いがひしひしと伝わってきました。


掛け軸の表具や、江戸の文様は、ほんと、見方を教わった感じで、
改めて良さが解りました。


↓ポストカードも、なかなかアートでかっこ良く、
 お土産に購入♪♪


ポストカード @100yen
(左上)アールヌーヴォーのガラス ガレ 蜉蝣文鉢 1895~1904年
(右上)アールヌーヴォーのガラス ガレ 蜻蛉文脚付杯 1904年頃
(左下)アールヌーヴォーのガラス ドーム ワスレナグサ文花器 1890~1900年
(右下)根付 仔犬 黒柿刻 18世紀


ミニファイル @350yen
小伊万里 染付



私もこれから、この番組を観ながら勉強していこうと思います♪♪

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『アート鑑賞マニュアル NHK美の壷展』
京都高島屋

2008年1月5日(土)→1月21日(月)


◆開館時間
 10:00~20:00(入場は30分前まで)
◆入場料
 大人   800円
 大高生    600円
 中学生以下 無料

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東京・京都・横浜は終了。
今後は名古屋・大阪と巡回します!


※駐車場情報※
車で行ったんですが・・・さすが、市内ど真ん中で、大変でした;
駐車場はタカシマヤのがあったので、そこに停めましたが☆
一方通行が多いので、駐車場に入るのもなかなか苦戦!

今までのoliviaが巡ったart展→Art日記
コメント
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