宮里藍「明日はどこまでできるか楽しみ」

　

　

　パットに手応えを見せ、最終日の巻き返しが期待される宮里藍　JTBCファウンダーズカップ(2015)(3日目)　写真・Getty Images

JTBCファウンダーズカップ（3月19日～22日、米国アリゾナ州・ワイルドファイアGC、6601ヤード、パー72）
　
　　この日の宮里藍は、再開した第2ラウンドを69でホールアウトし、通算5アンダーの34位タイから第3ラウンドをスタート。4バーディ、3ボギーの71と一つ伸ばしただけで、通算6アンダーの43位タイに後退したが、パットを含むショートゲームには手応えを見せた。
　
　「朝からドライバーの飛距離もよく出ていいました。でも、ショットがつかまり気味で左に行く傾向だったので、修正しながらのラウンドでした。まあ、うまくいったりいかなかったりで、このあと少し修正したいと思います」
　
　　第3ラウンドの11番からは3連続バーディを奪うなど、パットは好調。
　
　「前半はカップをなめるパットが多くて、少しストレスがたまる感じがありました。でもそれをいいエネルギーにしてやっていこうと思ったら入り始めた。その辺の気持ちの切り替えはすごくよかったです」
　
　　15番で1.5mくらいのバーディパットをショート。これが決まっていれば「8アンダーで上がれていたと思う」と悔やんだが、
　
　「すごくいい調子で、ショートゲームもいいフィーリングが出ている。こういうふうに60台が出そうな感覚というのはすごく大事。いいモチベーションになっているので、明日一日はどこまでできるか楽しみ」
　
　　と最終日の巻き返しにも自信を見せていた。
　
　【日本選手のコメント】
　
　横峯さくら（3戦連続の予選落ち、2バーディ、6ボギーの76、通算2オーバー）
　「昨日、今日と3パットを何回かしてしまい、パットから崩れたという感じです。午前と午後で全然違うグリーンに対応できませんでした。ショットの調子は悪くないので、来週はしっかり自分のプレーができるように頑張ります」
　
　野村敏京（33位タイ、4バーディ、2ボギーの70、通算7アンダー）
　「ボギー二つがもったいなかった。でもアンダーパーで回れたのはよかったです。惜しいイーグルパットもあり、伸ばせそうで伸ばせなかったのはパットのせい。明日はパットが入るように願いたいです」
　
　宮里美香（43位タイ、4バーディ、2ボギーの70、通算6アンダー）
　「（インスタートの）13番でルールの勘違いから1罰打のペナルティとなり、気持ちの切り替えができませんでした。ショットはよかったので、結構バーディチャンスについたのに、なかなか決めきれなかった。後半はやっと入ってくれて切り替えられました」
　
　上原彩子（55位タイ、5バーディ、3ボギーの70、通算4アンダー）
　「3パットはあったけど、ショットはいい感じでした。バーディは5つあって、もうちょっと入りそうなのがあったからちょっと残念です。明日はボギーをできるだけ減らして、バーディだけ重ねていけるように頑張ります」
　
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