安倍晋三首相は14日夜、国連防災世界会議に合わせて仙台市で開いた日本政府主催のレセプションで、東日本大震災被災地の食材を使った料理を各国首脳らに振る舞った。被災地産品の消費拡大につなげるとともに、東京電力福島第1原発事故の風評被害を払拭して食品輸入規制の緩和・撤廃を促す狙いがある。
首相は自ら食材を紹介した上で「日本食材の輸入を制限している国の方がいれば、どうか考え直してほしい」と訴えた。2020年東京五輪・パラリンピックの開催にも触れ「東北地方の復興を後押しする復興五輪にする。5年後に東京で再会したい」と強調した。
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