原爆投下からことし8月で70年となるのを前に、広島市議会は11日、定例議会で、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現をあらためて訴える決議を全会一致で可決した。近く安倍晋三首相に対し、核廃絶に向け政府が行動し、2016年の主要国首脳会議(サミット)を広島市で開催するよう要請する。
サミット開催地には仙台市、長野県軽井沢町なども立候補しているが、広島開催が実現すれば、米国のオバマ大統領ら核保有国の首脳が被爆地を訪れる可能性が高い。
決議では、「世界には依然1万6千発以上の核兵器がある」と指摘。被爆70年のことしは被爆地の役割を再確認するとしている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます