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候補者を自宅に招き討論会、フィンランド選挙で新たな試み

2015-04-15 16:06:24 | びっくり・仰天ニュース

候補者を自宅に招き討論会、フィンランド選挙で新たな試み 

 [ヘルシンキ 13日 ロイター] – 選挙の立候補者が何度もリハーサルされた決まり文句を繰り返すテレビ討論会にうんざりしている有権者にとり、フィンランドで行われている新たな形の討論会が解決策になるかもしれない。


 19日の選挙を前にフィンランドでは、候補者を自宅のリビングルームに招いて直接質問できる「リビングルーム討論会」という試みが行われている。


 これは、ヘルシンキの女性テレビジャーナリスト、リーナ・マルホトラ氏が、前回4年前の選挙時に自宅に候補者や友人を招いて開いた討論会が始まり。招かれた人たちは、ワインを飲みおつまみを食べながら、様々な課題について議論を交わした。


 マルホトラ氏は「党のスローガンや指導者の意見は良くわかっていたが、それ以外のことを知るのは難しかった」と述べ、候補者の本音が知りたいという思いでこうした討論会を始めた、と語った。


 前回の取り組みがうまくいったことから、今回討論会の行い方などをネットに掲載したところ、予想以上に反響があり、これまでに50以上の討論会が実施されたという。


 マルホトラ氏は、討論会の人気ぶりを見ると、フィンランドではかつて家で話すのことがタブーとされていた政治問題が、もはやそうではないことがわかる、と語った。


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