SAKAI archidesign web OFFICE   坂井建築設計事務所

【石川県】坂井建築設計事務所 【金沢市】
建築関連、自己紹介はブックマークから
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たまに散歩するOFFICE近くの北部公園

    祖父が愛用していた伊達眼鏡   





大寒の入りの夕日

2009年01月21日 | 設計てきすと
今日から大寒(20日)

暖かな陽の光が差した大寒の入り夕日が見れた




一枚写すと電池切れ なんの関連も無いが急いで髪をカットしにASPESTへ

HIRO君と話に出た +ING を ビーンズの店員さんに探してもらい買って帰る



原点・・・か 原風景・・・か









クロスする数だけ広がる空間







夏の光(陽光)

2008年08月15日 | 設計てきすと
夏の光、太陽光は冬の明るさの何倍なのだろうか

感覚的には倍に感じられる

建物はその違いを考慮し設計する必要がある


ただし、全く外光を遮断しライティングのみで室内をコントロールする場合もある
光のオーディオルーム

↑のような場合を省き外光のコントロールは住宅の設計では必要不可欠です


たまに住宅雑誌に壁いっぱいの開口(サッシ、ガラス)の住宅が載りますが
まるでコントロールを放棄しているようにしか見えないのですが・・・

住まわれている人はどうなのでしょう・・・
今年のような暑い日が続くと・・・・他人事ながら心配になる

家の中で日焼け止めが手放せない
もちろんガラスはLow-Eの紫外線遮断ガラスを使っていると信じたいが・・・


その辺りの光のコントロールでは宮脇(故人)さんは素晴らしかったです
大好きな建築家です



天空図

2008年08月10日 | 設計てきすと

時として建物の設計で道路斜線がどうしてもクリア出来ない場合がある



天空率採用設計とは
道路斜線による建築可能な基準建物のボリュームを基準に
設計建物が天空を覆う面積を計算し少なければOKとする設計法

建築可能な基準建物ボリュームを道路ごとに比較検討する







天空率の検討図


実際の用紙サイズは2A
A3のサイズの4倍です^^;


拡大すると



(これで約A3サイズの範囲)

ようやく基準天空率の数値を1%未満でクリアーした
道路斜線から比べて高さで1.2mかせぐ事が出来る


狭い土地で角地の場合には有効です





世界遺産になった建築家自邸

2007年02月23日 | 設計てきすと
世界遺産

メキシコシティー、タクバヤ地区
CASA BARRAGAN(2004年世界遺産登録)

静けさは人間の苦悩や恐れを癒してくれる真の薬である
現代における建築家の使命は静けさにあふれた住まいを創ることなのだ

                             ルイス バラガン



Luis Barragan、 ひとは彼を空間の魔術師とよぶ








デジタルハイビジョン 第2弾

番組のナレーションから入ってみました
今回の番組は世界遺産として大きな注目を集めた建築家の自邸でした

今回も素晴らしい映像に感謝します
少しだけ紹介したいと思います(画面を携帯カメラで撮影)
文言は作品表現を尊重してナレーションから引用します






  Sony Presents
  著作製作:TBS
  DH放送:MRO



■色彩と光の空間を追い求めた建築家が最後に到達した空間
CASA GILARDI


プールのあるダイニング



壁に差し込む陽光が水で屈折しています


この建物を完成させた2年後建築家のノーベル賞といわれる
プリツカー賞を受賞します



「色は建築を完全なものにする、色は空間に魔法を掛けることも出来るのだ」
 ルイス バラガン




■タクバヤ地区宅地開発 BARRAGAN邸(世界遺産)

バラガンが住まいに求めたものそれは外見の豪華さではなく
あくまでその内部にあったとナレーションされていた


暗いアプローチを抜けるとそこは光あふれる玄関ホール(ナレーション)



位置の上下で人の気分を変える効果的な装置としての階段(ナレーション)






■リビング、一つ一つの部屋をそこに最もふさわしい光と影で満たした(ナレーション)



ルーフテラス:壁と鮮やかな色彩だけを組み合わせたリズムのある空間(ナレーション)






「作品を通して私が現代の生活に取り入れたかったものは・・・

田舎ですごした懐かしい日々、その不思議な魅力だった」
(バラガン)



壁の鮮烈な色彩は全て思い出から湧き上がってきた物でした
それらはメキシコの最も美しいイメージを色に置き換えたもの(ナレーション)






■ガルベス邸











■バラガン邸



ダイニングは大と小を備え孤高の建築家は小のダイニングで生涯食事をとったそうです



soledad:






86歳で他界するまで住まうことの原点を探しつづけたルイスバラガン

一年中木々が青々としたメキシコ、バラガンが一つだけ使わなかった色
それが『緑』でした
自然の生きた緑を取り入れそれに最も調和する色を建物に配したのです(ナレーション)






  Sony Presents
  著作製作:TBS
  DH放送:MRO

デジタルハイビジョンの息を呑むような精細な画像での世界遺産
空間や素材の質感が実感できる素晴らしい番組です


一度は訪れてみたい、ルイス バラガン邸






      木造の構造・計算・安全検討に関する相談も受け付けています


   坂井建築設計事務所 1級建築士事務所登録(石川県)第12379号