レンズ沼のほとりで・・

あれから（この記事）わがデジイチ用にちょっと明るい交換レンズ（固定焦点）と高画質と言われる標準域ズームレンズをまた買ってしまいました！
この世界ではこうしてズルズルと交換レンズ買いの深みにはまって行く事を「レンズ沼」と呼ぶらしいが、ついにワタシもその沼へ引きずり込まれて行くのでしょうか・・・！！

(呆老考－沼への道・・）
(1)一旦デジイチに触れると、APSサイズでも今や昔の35mmフィルムに負けない画質になったことにまず驚く。そして動く被写体の撮影やボケを利かした写真はコンデジではいくら頑張っても原理的に無理だと悟ると、もうデジイチしか眼に入らなくなる。そして重くてデカすぎるという「あばた」も「えくぼ」に見えて来るのです。

(2)ところがたまに、あらためて自分の撮った写真を眺め、
「苦労してあの重い機材を持ち運んでも撮れる写真はこの程度かよ～・・写真は結局体力勝負か！」と嘆き、「今のデジイチなんてカメラとしては昔より退化しちゃったジャン。やっぱ半導体センサの斜光特性が諸悪の根源だわ・・」などとボヤくことも度々だが・・

(3)旅先で得意げな他人の持ち物を見たりすると再び虚栄心が目覚め、自分の腕はタナにあげ日頃メーカーに洗脳されているから
「・・やっぱフルサイズに白レンズじゃないとなぁ～」
・・ってな調子でバッグに入れて車の助手席に置いただけでベルト警報がピーピー鳴る程重くてデカイ上位機種や高級レンズに憧れ、カメラ教室でメーカーお抱えの若いプロ講師に
「先生はこんな時どんな機材をお使いですか？」などとオロカナ質問をし始める・・・・

この段階まで来るとモウ「沼」はすぐ目の前です。
用心用心！！ 　　　　　　　　　(2011年8月記）