呆老冷水録-Don’t be silly Grand'pa

80すぎたら横と後ろだけ見て過ごそうか!

リニア・鉄道館

2011年05月23日 | 遠近旅録-国内/近郊
開館当初は芋を洗うような混雑だったそうだが、この日の客の入りはマァほどほどと言った感じ。
ウィークデイとあって幼児連れ以外は爺さんばあさんばかりだったのも何だか妙な感じではありました! まさしくワタシもその一人・・・

展示内容は全般に技術的な内容、つまり鉄道科学館的風情が強かったですな~ そして何といっても世界に名だたる「新幹線」の開発関連の展示は素晴らしく、それに携わった人々の誇らしげな写真を見るにつけ、同じ技術者の端くれだったとはいえ、チョット世間離れした仕事だったため退職後は家族にさえ殆ど仕事の話など聞いてもらえない年老いたワタシなどには心から羨ましく思えた次第でした。

でも写真を撮るとなるとやっぱり近代列車にはどうも魅力を感じません。(しかも動いてないし・・・)
ワタシなど流線型を見飽きたせいかどうしても新幹線なんかより蒸気機関車や木造電車のレトロな作りに眼が行ってしまい、結果的にもそういう写真ばかりになって仕舞いました。



また戦前製の蒸気機関車の側面に私の勤めていた会社の銘版が張ってあるのを見つけ、昔はこんなものも作ってたのか~ と経験もないのになんだか懐かしい気がしましたね~

それと、東は富士山から西は甲子園あたりまでの広範囲を効果音付きで細密にデフォルメし、10台ほどの大型鉄道模型を一斉に走らせて見せる大規模ジオラマはなかなかの圧巻で大人にも子供にも最高の人気でした。


そして最後に折角リニア館へ来たのだから・・とシミュレータで時速500kmの乗り心地を体験して帰ったが、アリャまるで敵艦に突っ込んでいく特攻隊になったような気分でしたな~!
(2011年5月記)

PS.

こんな所でも又々「古文書」を見つけてしまいました。「交通の歴史」の一環で江戸時代の通行手形の見本が展示してあったのだが、それがなんと例の浅野内匠頭が家来潮田作右衛門の母と下女達のために発行したもの!・・まさかホンモノじゃないだろうが潮田作右衛門って赤穂義士の一人潮田又之丞のお父っつぁんですよね~
へ~ 刃傷・切腹事件より大分前のことだわな~・・と感慨に浸って暫く見ていたが、他にそんな古文書に気付いた人は一人も居ませんデシタわ!!(後日訂正記事あり)




コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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面白そう (candle_march)
2011-06-04 15:34:47
リニア・鉄道館が出来たと聞いて、一度行って見たいと思っていましたが、面白そうですね。
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案内しますよ (OJ)
2011-07-03 09:05:52
今度来名の機会にでも・・・
返信する

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