呆老冷水録-Don’t be silly Grand'pa

80すぎたら横と後ろだけ見て過ごそうか!

なぜか高札が立ちました

2009年11月08日 | 遠近旅録-国内/近郊
ポタリングの帰途、名鉄鳴海駅近くの某銀行前を通りかかったらそこに何時の間にか昔の高札を掲げる立派な掲示板が出来ていました。
高札は全部で五枚あり

(1)王政復古で開国したから以後外国人の殺害を禁じたり国際交流の心構えを啓蒙したりするもの


(2)政権交代関連で集団活動や逃散を禁じたもの(略)

(3)庶民の日ごろの心構えや犯罪を戒める定め

(「五倫の道」なんて今じゃ年寄りでも分かる人殆ど居ないんじゃないの!?)

(4)近郊の荷駄、乗馬の駄賃を定めたもの


そして
(5)お馴染みのキリシタン訴人の定め(略)

このうち四枚は幕末に書かれたものまたはそれを廃藩置県後に新政府の「名古屋県」があらためて高札にしたものの複製だが、維新後許された筈のキリシタンを禁ずる古い高札が一つだけ混じっていたりして・・・さっぱり意図が分からん!!
09年1月2日の記事にも書いたように木曽の馬籠宿にも同様の観光用高札があるがあれを真似たにしても、ここは周囲の街並みが古風に復元されているワケでもなくどこか唐突な感じです
古文書に興味のある人にとってはチョット面白いが、立ち止まって読もうとしている人も見かけなかったし、高札と言うものは別に鳴海独特のものでもなし、観光地という程の町でもないし、どういう意図で立てたんですかね~・・・・もしかして政権交代(平成維新?)記念のつもりか・・・??  
(2009年11月記)

蛇足=WinXpのIME機能のちぐはぐ?;
(3)の高札にある「鰥寡孤独=カンカコドク」なんていう難しい熟語がイッパツで変換できるからオモシロイですな~!?そのくせ、「うる」と入れても「得る」と変換出来ないノダ。
「五倫」は変換できたが先頭は予想通り「五輪」(←オリンピック)でした!




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