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イチゴ一会

えぇ。そうです。 感覚で記しているだけです。

悲しい教訓

2005-05-10 00:09:47 | 俺的見解
〝嘘つきは泥棒の始まり〟という言葉があります。
この言葉を元として時事を反映させた言葉に、
〝嘘つきは政治家の始まり〟や〝嘘つきは警察の始まり〝という言葉が生まれました。

そして今、〝嘘つきはJRの始まり〟という言葉が生まれてしまいました。

JR福知山線脱線事故

この大惨事はたくさんの人に大きな衝撃と悲しみをもたらすと共に、必然的に組織の一員として生きる私たちにとって、改めて考えなければならない教訓を与えるものだと思います。

私たちは生きているうえで複数の組織に属しています。例えば家庭という組織、学校・会社という組織、友達グループという組織。他にも大なり小なり挙げてみれば、もっとたくさんあるはずです。
そして、それらたくさんの組織のルール、その優先順位が若干・・・いや、大きく違うこともあると思います。違って当然だとは思います。
どれが優先順位が高いか。誰でもできるような優先順位付けが、とある組織の大きな力によってくるってしまいました。

大惨事を起こしてしまった運転手。
この人は、危険な運転を当たり前のように考えていた人でしょうか?

大惨事が目の前で起こっているにも係わらず、職場へと向かった職員。
この人達は、心底根っからの薄情者なんでしょうか?

大惨事が起こっているのを知っていて、宴会を行った職員。
この人達は、生まれたときからおばかさんなんでしょうか?

人が集まることによって、個々の力は2倍、3倍どころか2乗、3乗で増していきます。
それは正の力どころか負の力までもです。

改めて、人間が人間として生きていくためのルールというものを、各個人単位で考えていかなければならない。
事が起こってからでは遅いんです。

人間は生きているだけでジャーナリストだと誰かが言いました。
みなさん、考えましょう。

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