このところ、暖かい日が続いています。今年は東京でももう桜が咲き始めました。
霜で凍っていた畑も一気に春の模様です。これまでじっとしていた作物たちもどんどん成長を始めます。これから楽しみな季節です。虫達も活動再開、戦いが始まります。
そら豆です。元気に育っています。化成肥料をひとつまみあげて土寄せしました。
スナップえんどうも急に芽を伸ばしだしました。これまで笹の葉で霜対策をしていたのですが、もう大丈夫そう。
そこで、笹（篠竹の葉）の葉をとって、枝だけ周囲に立てました。これにつかまりながら、どんどん伸びてくれると思います。
今日は、ネギの種も播きました。１０センチ間隔で条播き。土を被せて水をたっぷりあげ、新聞紙を被せ、さらに水をまきました。元気に芽を出してくれよ！
１月末に落ち葉と糠等を混ぜて積んだ堆肥。その後、手を突っ込んでみると熱が感じられたので、順調に発酵が進んでいると思っていたのですが、そろそろ切り返しをしようということで、堆肥の箱から堆肥をかき出してみました。
大きなビニール袋約６０袋分の落ち葉に米ぬか、大豆粉、コーラン、乾燥鶏糞を混ぜ、最後に土をのせて１ヶ月以上たちました。
かき出してみると、臭い！温かい！しかし、ぬかや大豆粉が固まっているところがあり、その周辺はぬかに水分をとられたのか、落ち葉が乾燥したまま、発酵していません。大分水をまいたのですが、まだまだ水分が足りないようです。
しかし、結構発酵が進んでいる部分もあり、落ち葉が黒く変色してきています。半分箱からかき出し、あとは3本鍬でかき混ぜ、水をたっぷりかけながら積み戻して踏み固めました。重労働でしたが、これをあと数回繰り返せばできあがりです。楽しみ。
家に帰ったら、臭い！攻撃。自分にとっては納得のいいにおいなんですが。即、風呂に入るよう命じられました。
冬の間は作業も少なくなるので、畑に顔をだす回数も減ります。この時期、大きな変化もないから、まあいいっかと思っていたら・・なんと！ひどいことに！ブロッコリーとのらぼうが何者かに葉っぱを食べられて丸坊主に。
この時期、昼頃までは土が凍っているので、足跡がつかず、犯人はわかりませんが、虫ではここまでできない。カラスかヒヨドリか。のらぼうは強い作物なので、暖かくなれば新しい葉を繁らせてくれると思いますが、ショックです。これまでなかったことがおこるんですね。
とりあえず、のらぼうに防虫ネットをはることにしました。
自然との戦い、相手は虫だけじゃない！思い知らされました。がんばるぞ！
先週、3月3日、じゃがいもの植付けをしました。毎年、すこしづつ寒が緩み、じゃがいもの植付けをすると新しいシーズンの始まりです。これから忙しくなるぞ！
今年は、きたあかり3キロ、メイクイン1キロの種芋を買ってきました。植付けの3日前、酒を飲んで帰宅してから種芋のカットをしておきました。ひとつ４０グラムを目安に、大きな種芋はカットして数を稼ぐわけです。カットしたてで植え付けると種芋が腐る可能性があるので、数日前にカットして外に置いておくとこんな状態に。切り面が乾いて硬くなります。石灰などをつける方法もあるようですが、このやり方が一番安心できる感じがしています。
結構な数の種芋になったので、今年は3畝にすることにしました。本には畝幅６０センチと書いてあるのですが、５０センチとれていません。家庭菜園ではどうしても欲張ってしまうんですね。
３０センチ間隔に種芋を置いて、７０個ほど植付けました。5センチほどの深さにひとつひとつ埋めていきました。
植え付ける前に「ヤマブキ」とよばれる肥料を鋤き込んでおきました。まだまだ土に力がなく、昨年は小さな芋ばかりで残念だったのですが、今年の収穫はどうなることやら。楽しみです。
