土遊びの日々

菜園での喜びと格闘の日々

堆肥づくり

2013-02-03 18:15:17 | 日記

現在の地で野菜作りを始めて4年目に入りました。試行錯誤の連続ですが、思い知らされることは、何と言っても大事なのは土の力だということ。病気、虫、生育不良、これらに負けず、美味しく、元気な野菜をつくるためには、強くて豊かな土をつくるのが一番。いい仕事をする上で組織の風土づくりがとても重要、と感じることがあるのですが、全く同じだなーと感じています。

そこで、大事なのが堆肥。いい堆肥をたくさん作りたい。ということで、先週の日曜日、堆肥づくりに挑戦しました。昨年は原発事故のこともあり見送ったので、今回2回目。自然の発酵力を使うので、結構、奥深い。

 近くの公道脇の空き地から大きいビニール袋で60袋分ほど落ち葉をシコシコ集めました。クリ、クヌギ、ナラなどの葉です。桜やイチョウは腐食しにくいので不適との話を聞いたので、堆肥に適した葉っぱがある公共の場所に目をつけておきました。道行く人に不審な目を向けられても、お掃除してますとすました顔して作業。これを180センチのコンパネ4枚で作った木枠に積み込み、雨ざらしにして湿らせておきました。たくさん積み込んだつもりでも、湿って沈むと枠の半分程度です。

近所の米屋から糠を40キロ購入。これに農協で買ったコーランという発酵促進材(1キロ)を3袋を混ぜ、4層に混入することにしました。

 

さらに発酵鶏糞を30キロ購入。そして、効果はわかりませんが、大豆の粉をいただいたのでこれを4袋投入することにしました。

 

積み込んだ葉を一度枠から取出し、5分の一程度のところで水をたっぷりかけてしっかり踏み込みます。そして、コーラン入り糠、鶏糞、大豆粉の4分の1をかけ、さらに5分の一の葉を積み込んで、水、踏み込み。これを繰り返しました。

最後に土を乗せ、重しをかけてブルーシートで覆い完成。さて、うまくいくか??

そして、本日、積み込んで1週間目の葉っぱに手を突っ込んでみると、温かーい!湯気がでてきた!いい感じで発酵が進んでいるようです。前回は水が足りなくてしばらくして手を突っ込んでみたらただの葉っぱ!という失敗をしていたので、同じ轍を踏まないよう、雨ざらしにしたり、大量の水を入れたり、工夫をしたので、結果が楽しみ。

ひと月程度で、切り返しをします。どうなっていることやら・・