ロンおじさん

　ロンおじさんの贈り物という本を読みました。

　かわいらしい名前ですが、ビジネスレッスンの本です。
　
　とある事業再生に関する法律書籍に、「推薦図書」として挙げられていた本です。

　売上が約２億円のＩＴベンチャー企業が、売上３０億円を目指して事業計画を立てるという場面に、アメリカから突然やってきた「ロンおじさん」がコンサルタントとして１か月間限定で様々なアドバイスをする、という物語です。

　意外におもしろく、すぐに読み切ってしまいました。

　ビジネス書によくある「戦略」に関する本なのですが、仲間と激論を交わすことが絶対に必要である、という点を強調し、その場面を熱く書いてあったのが印象的でした。

　法律事務所も当然、事業なので、経営戦略などを考えなければなりません。

　ロンおじさんによれば、「創業当初はとにかく一生懸命にやるしかない。その後、行き詰まった時にどうしても戦略が必要になる。」とのことでした。

　テレビＣＭで全国からお客さんを集める戦略もあれば、高齢者専門で「巣鴨」に事務所をかまえる戦略もあるようです。
　
　自分がテレビに出るというのも戦略でしょうし、ペーパーレスにしていくというのも経費節減の戦略になります。

　どういう戦略をとるにせよ、全力で仕事をやって目の前の依頼者から信頼してもらうことが必要です。。。これは、どこまで行っても変わらないことだと思います。