岡耕一郎法律事務所

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はやり

2012-11-30 22:31:10 | 日記
企業は、円高、景気に大きく影響を受ける。

弁護士は、不景気でも破産などの仕事があっていいですねと、よく言われる。

しかし、民事訴訟事件の数は年々減少しており、やはり弁護士も不景気の影響を受けているように感じる。

事件数が減少している原因はいろいろ考えられるようだが、不景気の影響はあるようだ。

例えば、企業間の争い自体は、不景気になれば増えるように思える。

ただ、その争いを解決するために、裁判手続を利用しようとすれば、弁護士費用もかかるし、時間もかかる。

この費用と時間を節約するために、裁判にする前に、協議したり、あるいはあきらめることが増えているように思う。

また、破産するにも費用がかかる。

会社から事業停止の相談を受けても、破産申立をする費用すら残ってない事案が増えている。

我々も不景気と無縁ではないため、誤解なきよう。

正確さ

2012-11-29 08:54:08 | 日記
我々の作成する書面のうち、相当な割合のものは、裁判所に提出するものだ。

文書の種類にもよるが、一字一句誤りが許されないものもある。

修正して持参することもあるが、訂正印での訂正が認められることが多い。

裁判所よりも、役所に提出する書類の方が訂正することが許されず、厳密な正確さが要求されることが多い。

例えば、住所の記載に「広島県」が抜けて、福山市、、、と書いていると、やり直しになることがある。

サイズの決められた書類の場合、1ミリ以下、0.3ミリほどはみ出してもやり直しだ。

そんなに厳密にすることになんの意味があるのか?

と思うこともあるが、正確さは重要だ。

そして、担当の公務員にとって、その正確性のチェックこそが仕事なのだから、そこに裁量はない。

ただただ画一的に判断するのだ。

もう少し柔軟に対応してくれんかなぁ。

あこがれ

2012-11-28 15:04:16 | 日記
 実は、私は昔から「Mac」のパソコンに憧れていた。
 
 憧れていただけで、調べたりなどしていないのだが。

 その憧れの影響で、約4年前からiPhoneを愛用している。
 
 比較的、早くからiPhoneを使い始めたクチではないだろうか。
 
 最近、自分のデスクトップパソコンの調子が悪いので、パソコンの買い換えを検討しているのだが、ウィンドウズ8自体が、なにかパズルのような見た目で、見栄えが悪い。

 しっくりくるパソコンが見当たらないので、自分の中で、急速にMacへの憧れが盛り上がり、ひと晩のうちに

「Macに替えよう」

と決意を固めた。

 業者に問い合わせをする前に、事務所のシステムがMacでも使えるかどうか、を問い合わせてみた。

 「当社のシステムは、ウィンドウズにしか対応してません」

とのこと。

 あっさり、私の憧れが崩れ去ってしまった。。。。

 憧れは、憧れのままにしておけ、ということだろうか。

 

減俸

2012-11-27 08:52:52 | 法律問題
 プロ野球、横浜DeNAの細山田捕手が、来季の契約を結んだ。

 今季の年俸1700万円から、65%減の600万円での契約だ。

 契約するかクビになるか、二者択一という状況だったようだ。
 
 一般の会社でも、こういう選択を迫ることができると勘違いしている経営者が少なくないが、間違いだ。

 正社員はもちろん、短期の契約社員でも、必ずしも期間満了で雇用を終了できるとは限らない。

 契約を何度か更新していたり、同じ条件の社員の大半を契約更新していたりすると、期間満了での終了が認められない事例は、実は少なくない。
  
 雇用主からすれば、プロ野球選手同様に、

 「自分の能力がなければ、解雇されてしまう」

というくらいに緊張感を持って働いてほしい、と思う気持ちはわかる。

 しかし、一般の会社では、会社員はしっかりとまもられている。

 まじめに働いてくれる人かどうかを見極めて雇用することが重要だし、さらに能力を発揮してやる気を持って働いてくれる環境を作る仕掛けがより重要になってくる。

 最近、労働事件は増加傾向にあると言われる。

 経営者がしっかりとした認識をもって、良好な労使関係を作る努力が必要だ。

 私自身も、事務所運営にあたって、工夫、仕掛けを少しは考えている。
 
 

クルマ

2012-11-26 07:30:56 | 日記
 近年、クルマ離れが進んでいると聞く。

 特に、若い人が、そもそも免許を取らない、クルマは要るとしても週末だけなのでレンタカーに頼る、というスタイルだそうだ。

 たしかに、公共交通機関やタクシーが発達している都会では、必要はないだろう。

 私は、18歳から約10年間、東京で過ごしたが、27歳になって初めて運転免許を取得した。

 私が住んでいたところは、駐車場代が月3万5000円、駐輪場代でも月3000円かかる状態だった。

 駐車場代だけでなく、車検代、修理代、ガソリン代など、たしかに車にはカネがかかる。

 日常の足として欠かせない田舎でも、最近は自転車ブームで、クルマに乗る機会は減少しているような気がする。

 不景気で、生活費を削らなきゃならない状況で、クルマは削るときに考える優先順位が高いように思う。

 「むかしは、クルマはあこがれで、金をためて高級車に乗りたい、と思ったもんだ」

という話を聞くが、最近は、給料が減っている上に、むかしは必要なかった経費もかかる。

 携帯電話代、パソコン代といったものだ。

 クルマにかけていた金をそちらに食われている感がある。

 私自身は、毎日のようにクルマに乗るため、できるだけ気持ちよく乗ることができるクルマを求めている。

 それなりに見栄もあるし、いいクルマに乗りたいという気持ちもある。

 もう、古いんだろうか。