飛び降り自殺か、姉歯元建築士の妻が死亡 (読売新聞) - goo ニュース
姉歯元建築士の妻がマンションの屋上から離陸した。
翼を持たない彼女は違う世界へと旅立った。
姉歯元建築士は妻の病院費のために偽造に手を染めたと国会の証人喚問で暗に妻の存在を示した。
妻も悩んだだろう。
自分が原因で耐震偽造事件が起きたと夫に公共の電波で言われたのだから。
人生を信じられない。
生きることをやめたい。
そう考えても誰も不思議に思わない。
それでも生きてみるんだ。
われわれにはそう簡単には言えない。
「罪を憎んで人を憎まず」
それは言葉だけで実際は「罪も憎んで人も憎む」
そして加害者よりも悲惨なのは加害者を取り巻く周りの人たち。
この事件でも明らかなように加害者の家族が最大の被害者なのだ。
>姉歯よ、そんなもんは言い訳にすぎん!
1級建築士と言えども人それぞれによって収入もバラバラ、だが彼の場合は一般サラリーマンよりも多い年収はあったはず。
妻も当然証人喚問の言葉は「心象をよくするためのウソ」とは分かっていたはずである。
ただ、あの姉歯の妻として生きていく事に耐えられなかったのだろう。
客商売をしていて思うのだが、イチャモン、ナンクセつけてくるクレーマー親父みたいなのも結構いるのだが、「そんなに気にいらないなら来なきゃいいのに」と思うが、そんなオヤジに限ってよく来る。
こういった場合も張本人はノホホンと生きていて周りが重圧に耐え切れず死んでいく。
俺にもそんな「ふてぶてしさ」というか「ズウズウしさ」がチョットは欲しいな。
世の中不条理にできています。