東京都板橋区の東武東上線「ときわ台」駅前踏切で6日夜、同区内の女性(39)と板橋署の宮本邦彦巡査部長(53)が電車にひかれた事故で、駅ホームに設置された非常通報装置が使われなかったことがわかった。また、踏切内の障害物を運転士に知らせるセンサーも、2人がいた場所の関係で作動しなかったという。
東武鉄道によると、ホームには駅員や乗客が危険を知らせるための、押しボタン式非常通報装置が4カ所設置されている。ボタンを押すと駅周辺の電車に無線で危険を知らせる仕組みだが、ホームに駅員がいなかったこともあり、だれも押さなかったという。
また、踏切には赤外線センサーがあり、遮断機が下り始めてから障害物を感知すると、近付く電車に信号で異常を知らせる。ひかれた2人は踏切から隣接した駅ホームの下に移動していたため、センサーは作動しなかったという。
板橋署によると、踏切に入った女性は精神科への通院歴があるという。(朝日新聞)
ときわ台駅は準急・急行が通過するときに普通電車が待っている駅でもありました。
自殺願望の女性を助けようとして意識不明の重態に陥った警官は災難ですね。
こんなこと言うのも不謹慎かもしれませんが、そのまま女性を自殺させたらよかったのに。
電車で自殺しようとする人は身内とかに恨みを持っている人ですよね。
ただ自殺するだけでは侘しいから、自殺したあとに他人に迷惑をかけてやろうみたいな気持ちがあると思います。
電車を止めると多大な損害金を請求されますから。
ホームには非常通報装置が設置されているそうですが、その場所を把握していたにしても駅員ではなくてわれわれ一般市民がわずかな時間で押せるでしょうか?
電車を止めることは勇気のいることです。
ニュースではこの事件を未然に防げなかったのか?と議論されていますが、その場にいたら瞬時にボタンを押せないでしょう。
今はこの勇気ある警官の回復を祈るだけです。