はい、どーも。こんばんは。
ギターのナオスケです。
またまた使用しているギターのお話をしちゃいます。
第2回目はFender MexicoのJaguarです。
ちなみにJaguarという車もありますね。
前回のMustang同様、Fenderのギター開発担当であるレオフェンダーという人が
車のJaguarにインスパイアされて名付けられたようです。
このJaguarは前々からほしいなーと思っていたんですが、
一歩踏み切れず、手にしていませんでした。
でも前にベースのトミタザワチェリクトフさんと一緒にバンドを組んだときがありまして、
そのときは彼がギター担当だったのですが、
彼がなんと僕が前から欲しいと思っていたJaguarを弾いていたんです。
それに影響されて、ついに買っちゃいました!
なんとなく僕はステージ上でも目立つカラフルなギターが好きなのですが、
いままで僕が持ったことの無い、ちょっと大人っぽいギターが欲かったというのもあります。
なぜJaguarを狙っていたかというと、前回のMustangと同様にショートスケールネックを採用していて、
指をあまり広げなくても押さえられるんです。
それとFender JapanもJaguarを出していますが、
このMexicoのものはフレットがミディアム・ジャンボ・フレットなので音の立ち上がりがいいんです。
ちなみにMustangは細いビンテージタイプなのでちょっと頼りない感じです。
フレットは次第に擦り減ってしまうものなので、ある程度たった時点で擦り合わせが必要なのですが、
そのときに元々のフレットが細くて高さが低いと、擦り合わせができないというデメリットもあります。
ボディの形状が非対称なので、肩にかけたときのバランスはすごくよくて弾きやすいですがただしちょっと重いです。
まぁこれは個体差がありますね。
オリジナルのジャガーはフローティングトレモロというブリッジを採用していますが、
これもまた特徴のあるブリッジで、現代のロックシーンではあまり使われません。
ニルバーナのギターボーカルであるカートコバーンもMustangとJaguarを使用していましたが、
このMexicoのJaguarと同じようにブリッジをtune-o-maticにわざわざ改造していました。
僕も手に入れたら真っ先に同じ改造しようとしていたので、(中には反対派も居ます)
元からtune-o-maticになっているこのMexico製のJaguarの方が僕にとっては都合が良かったんです。
ただし買った当初は見た目が真っ黒すぎていまいちだったので、
(↓これが改造前です)
明治神宮前の松下工房というあのミッシェルガンエレファントのギタリストである
アベフトシのギターを作製している工房に頼んで、茶べっこうのピックガードをオーダーメイドしてもらいました。
本当はアベフトシが初期ミッシェルのとき使っていたギターのピックガードと同じく
豹柄ぽいもので作ってもらいたかったのですが、もう素材自体が無いとのことで断念しました。
でもこの茶べっこうもかなり渋くていい感じです!
それともともと付いていたピックアップは
Hot Vintage Alnico Neck Humbucking Pickup with Nickel CoverというFenderのオリジナルでしたが、
いまいちイケてなかったのでものすっっごい悩みまくった末、GIBSONのP-94というものに変更しました。
またまた花小金井のギターリペアさんで付け替えてもらいました。
このピックアップの特徴はなんといっても
縁取りがニッケルで、音を読み取るホールピースが銀色なのですが其の周りがブラックのアクリルっていう辺りですね。
他には見たことが無くていい感じになったと思います!
このピックアップがなかなか販売されておらず、探すのに苦労しましたがそのかいはありました。
音の方はというと、Mustangはかなり出力が高く、ザクザクと歪むのですが、
それは返ってピッキングのニュアンスを殺してしまいます。
別の言い方をすれば、音のレンジが狭いのである意味下手がバレにくいです(笑)
そういったギターが前は好きだったのですが、
後述するGIBSONのLes Paul Jr.とFender StratcasterのJeff Beckモデルを手に入れてから、
音の好みが少し変わって、それほど歪まなくてもいいからピッキングのニュアンスが出るギターを好むようになりました。
であればGIBSONのLes Paul Jr.に採用されているピックアップに近いP-94を搭載すれば、
弾きやすいJaguarにGIBSONの音を手に入れられると思ったのですが、考えてたよりも良く歪んでしまいました(笑)
これだからギターは面白いですね。
このJaguarはノブがFenderギター・アンプタイプになっているのもオリジナルとは異なるところですね。
さて、この改造Jaguar君はどんな音がするのかは、こちらの映像をご覧下さい。
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