熱っぽいD2

音楽準備室第二の活動記録とKETSUI表明

ナオスケ使用ギターについて、其の壱 Fender(japan)/Mustang

2012年06月28日 01時17分48秒 | ギター

※加筆修正しました。

はい、どーも。こんばんは。
ギターのナオスケです。
ときどき聞かれるのが、「ギター何本くらい持っているんですか?」ってことなんですが、
数えたら7本ぐらいあります。
そのうち手元にあるのが5本なので、ちょっとここいらでまとめてみようと思います。

まず第一回目はFender JapanのMustangです。
(Fenderというメーカーが作っているMustangという名前のギターです。
ちなみにFenderはUSAとMexicoとJapanがあります。)

こいつは見た目が気に入って購入しました。たぶん、12年くらい前かな?
Mustangはショートスケールと言って、Fender社を代表するStratcasterよりもネックが細く、
短くつくられているので手があまり大きくない僕にとってはすごく弾きやすいです。
つまりフレットとフレットの間が他のギターよりも幅が狭いため、
指をあまり広げずに押さえられるというわけですね。
最近は、「けいおん」の中でも紹介されたため、再度注目されましたね。
そういうわけで女の子でも弾きやすいと思います。

それもそのはず、Fenderではスチューデントモデルという初心者向けの廉価版ギターとして
ラインアップされているためです。
ボディ材はポプラ材でこれまたFender社の他のギターに比べて薄く作られているので、
肩にかけたときネックの方が重く、バランスが悪い部分もありますが
その分全体の重量が軽く振り回しやすいので、あちこちに傷がついています。ごめんね。

ムスタングは「暴れ馬」という意味で、
「世界一チューニングが狂うギター」の異名を持つらしいです。
(同様の名前の車もありますね。)
実際、めちゃくちゃ狂うし、音はぺけぺけして僕の求めているものと違ったので
ライブでちゃんと使えるように少しづつ改造していきました。

主にチューニングの安定性に関わる部品から、ペグ、ナット、ブリッジと変えてゆき、
2つのピックアップとコントロール部と音に関わる部分へと変えてゆきました。
現在はオリジナルの部品はボディとネックと一部のパーツだけになってしまいました。

元々のブリッジはムスタング特有の構造でダイナミックビブラートという名前で
Fenderが特許を取っています。
これはアーミングをしたとき、ブリッジも一緒に可動するという訳の分からない構造になっていて(笑)、
Fenderというメーカーは、Mutangの前にすばらしいギターをいくつも作ってきたはずなのに、
なんでこんな明らかにチューニングの狂う構造にしてしまったんだ?
と作成行程を疑うような作りになっています。訳が分からないよ・・・。
しかも激しく弾くと、弦がブリッジから落ちてしまい、
ナットからも外れてしまうというへっぽこなギターでした。

「こいつをなんとかしてやる!」と意気込み、
まずブリッジを浜松のSONIXさんでレスポールと同じtune-o-maticに変えてもらい、
ナットを花小金井のギターリペアで無漂白牛骨ナットに変えてもらい、
ペグを宮地楽器でシュパーゼル製に交換しました。
このシューパゼルは本当にいいですよ!見た目がMustangとは合わないんですが、
弦をねじの構造で、挟んでロックすることができるので、チューニング非常に安定します。
ここまで改造したので大車輪弾きをやってもチューニングが殆ど狂わなくなりました!

次に、音を決める要素として重要なものとしてピックアップが挙げられます。
(ピックアップとはギターの真ん中辺りに付いている、白い横長のものです。
エレキギターは弦の振動をこのピックアップというもので読み取って、
電気信号に音を変換させ、アンプというスピーカーがついた機械から音を出しています。
このピックアップも音を変化させる為には非常に重要です。)

リアをDimazioのTone zoneに、フロントをTone zone sに変えました。
ボリュームポッドは国産に入れ替え、トーンポッドは外してしまい、
ダイレクトスイッチに変えました。
元々のピックアップセレクターはそのままですが、回路だけを変えてもらい、
リアはコイルタップできるようになってます。
元々のフェイズサウンドは一応できますが、
ピックアップを出力の高いものに交換してしまったため効果が無くなってしまいました。
なので使っていません。

ピックアップメーカーの触れ込みによると、
「Tone Zone Sは「ネックポジションにマウントした場合、アンプをクリーントーンに設定し、
フィンガーピッキングでもすれば、ジャジィな雰囲気を醸し出す。
ソリッドギターであること疑うようなメロウでリッチなトーンは新しい可能性を提供する。(HPより抜粋)」
に魅かれて決めましたがボディが軽いせいか全然期待はずれでした。
もうちょっと出力が低いのに変えようかと思っています。

こういった改造をして、ニルバーナのギタリスト、カートコバーン使用のムスタングに近くなったため
対バンした人たちからは「ニルバーナ好きなんですか?」って聞かれるんですが、
実はあまり聴いたことはないんです^^;
サウンドはよく歪んでザクザクしたミュートがとても気持ちのいいギターなので
主にアップテンポの曲で特に使用しています。

さてこのMustangというギターは結局のところどんな音がするのかはこちらをご覧下さい~。



次回はJaguarについて語ります。

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1 コメント

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イイと思います (HiRo)
2012-06-29 01:24:29
すごく勉強になるね!
オレのフェンダーギターもよりチューニングが合うように改造しようかな~。。。
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