昨年10月にTOYOタイヤのプレミアムコンフォートタイヤ
PROXES C1S SPEC-a に交換してから9ヶ月。
交換後の走行距離は22,000kmほどですが
実際には、11月から4月の間はスタッドレスに変えているので
実質は5ヶ月くらいです。
このタイヤの実質走行距離はおそらく12,000kmほどと思います。
交換当初

現在の様子。

レビューです。
●乗り心地
非常に快適です。突き上げ感はありません。が、低/中速度域では以外に硬さを感じます。
・TURANZAとの比較
TURANZAは皆さんご存知のように、ゴツゴツとした突き上げが強いですが
PROXES C1Sは、非常にソフトです。
路面の状態はかなりきちんと足に伝わってきますが、パターンによるゴロゴロ感もありません。
・LE MANES 4との比較
LE MANES 4は全体的に柔らかく作ってあるような感じですが、
PROXES C1Sは接地面とサイドの作りが違うようです。ただし乗り心地には大きな影響を感じません。
●静粛性
静かです。表面が綺麗な舗装道路ではまったく音を感じません。
滑らかに走行します。
・TURANZAとの比較
TURANZAは割とゴーっと言う音がありますが。
PROXES C1Sは問題なく静かです。
・LE MANES 4との比較
LE MANES 4には吸音スポンジが入っていますが、
PROXES C1Sにして更に静かになりました。これは当然表面のコンフォートパターンが
功を奏していると思います。
●転がり
非常にスムーズでよく転がります。
転がりは燃費に直接影響しますが・・・
・TURANZAとの比較
TURANZAはエコタイヤではありませんから転がり/燃費には当然不利です。
PROXES C1Sはエコタイヤです。よく転がりますし燃費も上がります。
・LE MANES 4との比較
TURANZAからLE MANES 4に交換したとき、燃費は2kmほど延びています。
PROXES C1Sの場合、ちょっと燃費が下がった様に思います。
新潟の往復600kmでLE MANES 4は21km/L。
PROXES C1Sは20km/Lをたまに切ります。
●ハンドリング
意外にもしっかりハンドリングのとおり曲がっていきます。
高速でのハンドリングは、直進性が高くレーンチェンジもすっと動き、
わだちに捉われません。
一般道でもきちんと反応します。もったりした感じはありません。
・TURANZAとの比較
TURANZAの切れはシャープです。信号がきわどいときに右折や左折でつっ込んでも
問題なくシャープに曲がっていきます。
PROXES C1Sはさすがにそこまでのシャープさはありません。
ただ、踏ん張らないかと言うとそうではありません。
「なかなかやるじゃない」という感じです。
・LE MANES 4との比較
LE MANES 4は柔らかいです。カーブを曲がった後にステアリングバックを少し感じていました。
PROXES C1Sの方が明らかに上です。乗り心地に感じた硬さがカーブでは踏ん張りになります。
■総じて・・・■
以前にも書きましたが、プレミアムコンフォートタイヤで乗り心地は非常に快適ですが
カーブでは以外にもしっかり感があります。とても気に入っています。
あとは、耐久性がどの程度もってくれるかです。
いまのところ、減りが早いとは感じておりません。
写真のとおり、12,000kmでは特別減ったとは見えません。ただこれからの埼玉の暑さでどうか・・・。
【その他】
エキストラ規格のため、空気圧は高めです。
カムリの規定値は2.4kpaですが、同じ剛性を得るために2.6kpaが必要です。
これが、少し固めに感じる要因のひとつかもしれません。
2.6kpaを切ると、燃費の悪化にも繋がります。
割と空気圧には敏感のようです。
蛇足ですが、空気圧のチェックで一時困りました。
DRやオートB/イエローHで入れてもらう空気圧2.6kpaが
ガソリンスタンドによくあるタンク式の空気圧ボンベのゲージでみると2.9kpaくらいになります。
小生はエーモンのゲージで2.7kpaで燃費/乗り心地/ハンドリングが一番と感じており
常にこのゲージを使うようにしています。
BSレグノとは4万近い差がありましたが、けっして安物/いい加減な物ではありません。
ミシェランとは同等の価格でした。きちんと丁寧に作ってあります。
(まぁ、タイヤ以外で話題がありましたが・笑)
今日も埼玉は猛暑。
カムリの温度計が40度になりました。

これから、もっと暑くなるのでしょう。 ちょっと憂鬱・・・。
おしまい。