お客さま作品紹介：フジミ1/24 フェラーリF４３０ スクーデリア

プラモデルの作品紹介はお客さまのばかり？
店長！！サボってんのか！！
いや、そういう訳ではないのですが、ツイ実を取りまして....
と、言う訳でフジミ1/24 フェラーリF430スクーデリアです。
メーカーさんには悪いのですが、お客さまは恐恐の本商品購入だったそうです。
けれど、製作も出来上がりまでも苦労なく進み、出来映えも大変満足されておられました。
ただ、デカールの一層の品質向上を望まれていました。メーカーさん、よろしくお願いします。

当初パールレッドで塗装をされたそうなのですが、デカール貼りがうまくいかず、一度塗装を剥がされました。
なので、本作品のラインは塗装で表現されています。
それと、一度は失敗したボディーだからと、「ウレタン塗装」に挑戦されました。

ご覧のとおり、見事な黒の「鏡面仕上げ」になっています。また、シルバーのラインも素晴らしい。（新パッケージのクレオスNo８のシルバーはメタリック度が増しているらしいですよ！！）

主にガンプラをお作りになられていたこのお客さまが、当店に立ち寄られたのをキッカケに、スケールモデルの車を作り始められました。
店長の指導が良かった？のか、約１年を経て、「ウレタン塗装」もこなされる「強者」になられました。
ガンプラで培われた改造のスキルと、丁寧な塗装・研磨作業で、店長より上品でシャープな作品を作られておられます。（老兵は去るのみ？ミニッツはっかりやってるからや！！てかっ）

相変わらず、メリハリのあるフラット塗装。
さり気ないエッチングパーツの使用。

最初からそうであった様な改造。
アンダートレイも微妙な塗装で、質感に変化を付けられておられます。

カーボンデカールも適材適所に使われておられます。
光沢塗装が面倒な所には、仕上がりに光沢のある「ハセガワ製」を使われておられました。

ご来店時にもご本人にお話しましたが、最後にダメ出しをひとつ。
これだけ、綺麗な黒の鏡面塗装をされているので、「ミラークローム塗装」に挑戦されては？とご助言させて頂ました。（店長がこのお客様に言える事はこれだけになってしまいました。）
テカテカ表現は必要ないかもしれませんが、ブレーキディスクなどはメタリック系の金属色塗装より、ミラークローム塗料を使用した金属色表現の方が見栄えが良くなると思います。
塗装面積が少ないだけに、ちょっとゲサな塗装が必要になりますね。

あっ、言っちゃった。これはナイショにしといた方がよかったかな？

おそらく、次回作では店長が、「ねぇ、ここ、どうしてるの？」と、聞いていることでしょう。