秋山峰男さんの点描画のワークショップに行ってきました。
秋山さんは、なぜ“点”で描くのか・・・
“線”で、円を描こうとすると、描き始めた起点に
戻ろうとして歪んだ円になってしまう。
“点”で円を描くとき、ただ、中心に配慮しながら外に思いをかけ、
“点”を置いていくだけで円が生まれる。
置いた“点” に間違った“点”は一つもない。
その“点”を生かして次の“点”を置くだけ。
あるがままを受け入れる。
“点”で描いた丸を、四角にしたいとき、
四角になろうとする“点”を足すと
円は消え、四角になる。
“線”で描いた丸を、四角にしたとき
丸い線が残る。
“点”は、自由に形を変える。
人は安定を求めて、
揺れているものを止めようとするから衝撃が強い。
動きを自分で変えようとせず、
揺れているものに、任せて乗る。
日頃、戦っている私の課題だ。
さぁ、描いてみる。
黒い紙に点を置いていくだけ…なのに
『こういう形を描こう!』と自分の思いで点を描こうとすると、
どうしても点が描けない。
自分の自我を捨てて、点が動くままに任せる。
一瞬一瞬の感性を尊重して…
“点”が、動き始めた。
2枚目 時間がなくて未完成
秋山先生は、参加している二人の絵をつなげた。
一つになった。
他の参加者の絵もつなぎ始めた。一つになった。“統合”
秋山さんは、宇宙人かもしれない。(↓秋山さんの絵)