おてんま倶楽部

エコ・ガーデニングクラブを中心に身近な自然や街の風景に寄せる想いを書きたいと思います。

枕木のうた

2006年02月11日 | せんろみちプロジェクト
廃線の枕木は
木として生きていた若き日々
枕木として働いた熱き日々
そして今は通学路となり
行きかう子供たちを やさしく見守りながら
のんびりと空を見ている。

砂利に埋もれ 人に踏まれ
一日一日 朽ちてゆくが
にぎやかだった踏切の鐘音や
機関車の警笛を懐かしみ
耳をそばだてながら
ふるさとの遠い空を見ている。





古い枕木って一つ一つがどれも素敵。長い年月に磨かれた美しさですね。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ほんまや~ ()
2006-02-11 18:01:50
一本一本に味わいと表情を持ってますな、ちゃんと生きてきただけの年輪が刻まれとります。

ええ写真ですやん、
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枕木の中にお花が♪ (pocle)
2006-02-12 11:39:25
どっちも命の力強さを感じるね。

とっても良い詩でした♪
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莫さんpocleさんへ (おはるさん)
2006-02-12 23:02:39
20年ぐらい前まで、ここを一時間に1回ぐらいセメントや石灰石を満載した長~い貨車が轟音をとどろかせて走っていたんですよ。

その頃このあたりの住人は子育て真っ最中で

子供が線路の側にいると「ピ~~~~!」と警笛が鳴って貨車が止まってしまった事もありました。

バブル真っ最中の建設ラッシュの頃。

今の静けさが来るなんて想像もつかなかった。

ほっとしたような 寂しいような・・・。
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