乾物を戻す。

新しい総理大臣は、「美しい国」のために教育改革に取り組むのだそうです。

ほんとうに、子どもはかわいそうです。
世の中がうまく行かなくなると、みんな「教育が悪いからだ」って言われて、そのたびに学校の様子やら教科の内容やらがいじくり回されて。なのに、子どもは文句も言えないのですから。

うちの郵便受けのそばに、ジョロウグモが巣をはっています。
そのジョロウグモ、そこに引っ越してきたときにはやせっぽちだったのに、今はお腹がぷっくり膨らんでいます。
昨日は、バッタか何かを糸でぐるぐるまきにしていました。
今朝見たら、そのバッタはもうなくなっていましたから、クモくん、きっとおいしく食べたのでしょう。

昨日は、来月１５日の、ケイトミュージックcafeの準備をしていました。
５年ほど前に１度語ってそれっきりになっている「シン・シン・ヤンドンマ」というおはなしを引っ張り出してきて練習しています。
これは、「乾物を戻す」という作業に似ていると思います。
わたしの頭のなかで水分が抜けて小さくなっていたものがたりを、引っ張り出してホコリをはらって、水につけるようにゆっくり思い出していくと、ふっくらみずみずしく「戻る」んです。

そうやって繰り返し繰り返し語るものがたりは、本物の乾物のように味わい深いものになる・・・かな。

さて。
「シン・シン・ヤンドンマ」ですが、ブータンのむかしばなしです。
呪文のような題名ですが、主人公の女の子の名前です。でも、１５日までにちゃんと「戻る」かなぁ。

食い意地。

からりとしたいいお天気が続いています。
良い気分なので、昨日は本を読む合間にケーキやパンを焼きました。
卵たっぷりのスポンジケーキと、丸パンです。

小さい頃、アフリカの草食動物のドキュメンタリー番組を見ていたとき。
かわいらしい草食動物の子どもが恐ろしい肉食動物に食べられそうになったが、あわやというところで無事に逃げられた、という場面がありました。
ほっとしながらも、お腹をすかせたライオンが、ご飯を食べ損ねたことは、かわいそうだなぁと思ったことをよく覚えています。
あぁ、わたしは子どもの頃から食い意地が張っていたんだわね。

お祭りでもないのに花火。

新しい総理大臣が決まりました。
その人、下関の方のようで、こちらでは大変に盛り上がっています。夕べなんか、お祭りでもないのに花火が上がってたし。いや、お祭り騒ぎだったんだなぁ、実際は。
しかし・・・「美しい国」「誇れる国」ですか。
「美しい」とか「誇り」とかいう主観的であいまいな言葉で政治を語られてもねぇ。しかも、その中身というのがねぇ。憲法変えて、軍隊作りましょうってはなしですもの。まったく、それのどこが美しいのかしら。

今日はお仕事で遅くなってしまったので、新幹線で帰りました。
車内の「ただ今の時速は３００キロです」という表示を見ると、なんだかとてもうれしくなります。
この新幹線は、早く帰りたいというわたしの気持ちをわかってくれている、なんて思えてしまうから勝手なものです。

幸せの余韻。

日曜日にお友達の結婚披露宴に出席し、月曜日にこちらに戻りました。
心配していた台風の影響も受けずにすみました。（ただ、わたしは無事でしたが九州では竜巻が起きて電車が横倒しになったり、土砂崩れや川の増水などで大変な被害があったようです。）
台所には、引き出物でいただいたケーキやかつおぶし。それを見るたびに、幸せそうな友人の顔を思い出します。

実は、披露宴の前日、わたしは髪を切りました。
不器用で、髪をきれいにまとめたり結ったりするのがへたくそなので、思い切ってばっさり。
髪の毛って、短くなると、１本１本の間に空気が入ったようにふわふわした感じになるんですね。ちょっとくせ毛なので、よけいにそう感じられます。
この軽やかさも、友人の幸せのおすそわけかもしれません。

さて、と。
今日はいいお天気です。久しぶりに気合を入れて掃除したら、くたびれました。
あとはお買い物に行って、午後は・・・
ちょっとまじめに「かぼちゃ」のおはなしに向き合いたいと思います。

明日は関東へ。

学生時代の友人の結婚式で、明日、栃木の宇都宮に行きます。
宇都宮といえば、名物はギョーザですね。駅前にギョーザのブロンズ像が立っていると聞いたことがありますが、ほんとうなのでしょうか。関係ないハナシですが。

友人たちに会うのは何年ぶりだろう。
どんなかわいらしい花嫁姿になるんだろう。
だんなさんになる人って、どんな顔してるんだろう。

今夜はあれこれ想像しながら眠ります。

幸せな人を見るのはうれしいことです。
結婚式に参列するのは、だからとても好きです。

末永くお幸せに！

今日の絵本

ご近所の保育園で、絵本を読みました。

今日のメニュー

★ころころころ
　元永定正・作　福音館

★ポットくんとミミズくん
　真木文絵・作　石倉ヒロユキ・絵　福音館

★きつねとうさぎ（ロシアの昔話）
　Ｆ・ヤールブソワ・絵　Ｙ・ノルシュテイン・構成　こじまひろこ・訳
　福音館

でした。

「きつねとうさぎ」は、深く温かみのある色遣いが美しい絵本です。
ほとんど正面を向いて描かれているうさぎくんの、きょとんとした表情がイイ。

「ポットくんとミミズくん」は、「かがくのとも」の中の一冊。ミミズの生態が紹介されていて、なるほどと勉強になります。

「ころころころ」は・・・。
もう、何もことばはいりません。
この絵本に目を輝かせて見入る子どもたちを見ていると、「この子たちにはかなわないなぁ」と思わされます。

今日は３冊とも福音館のものでした。偶然でしたが。

さてと。
明日はお友達のおうちにおよばれです。お土産は何にしようか。

お買い物。

今気がついたんですけど、最近、アップロードする写真といえばムシ関係ばかりですね。
次はかわいらしい花でも撮りたいものです。

こんどの週末、結婚披露宴に出席することになっていますので、先ほどドレスを買ってきました。
黒のロングドレスですが、なかなか美しい。気に入りました。
しかし、物入りでした。ショールやネックレス、バッグなどもそろえなければなりませんでした。いろいろ含めると、バイト１か月分のお給料が飛びそうです。
それなのに、あぁ、このドレス。この週末が終わったら２度と着る機会が無いかも。
そう考えると、ものすごい無駄遣いをしたような。
なんだかむなしいわねぇ。
でもやっぱり、美しいドレスはうれしい。

ありの帝国。

わーん、朝っぱらから気持ち悪い写真です。
黒いかたまりは、ありんこです。虫嫌いな人、ごめんなさい。

うちのパキラの植木鉢に、ありんこが大集合です。
どうやら、植木鉢の下に土がたまっていて、そこに巣を作っていたようなんです。そこからどこかに引越しでもするのでしょうか。みんな、白いさなぎのようなものを持っています。

このまま成り行きを見守りたいような、つきあってられないような。

何もない日は。

今日は楽しい日曜日。
ところが、夫は朝から会社に行ってしまい、わたしは一人で過ごしました。
紅茶を飲んだり、読みかけの本を読んだり、パンを焼いたり（といっても、ホームベーカリーにお任せでしたが）。
時折、つくつく法師の声が聞こえてきました。「つくづくおしい、つくづくおしい」と鳴く声です。夏はもうとっくに終わってしまったのにね。

来月１５日の「ティータイムライブ」。
以前、お友達から宮沢賢治の「おいの森とざる森、ぬすと森」をリクエストされました。まだそれを果たしていませんから、今回それの朗読をプログラムに入れようかと思っています。他に秋らしいおはなしをいくつか。
あれこれ考えるのは、楽しいものです。

子ガメのからだをタワシで。

うちの子ガメが汚れていたので、タワシでこすってやりました。
子ガメのからだを亀の子タワシでごしごしと。
まだまだ、亀の子タワシよりも小さい子ガメです。

早く大きくおなり。

いやいや、あわてることはない。
まだチビのままでいておくれ。

・・・複雑なオヤゴコロです。

今日の後悔。

一人の赤ちゃんが生まれたことで、世の中が喜びに包まれています。
この世に赤ちゃんが生まれることは、それだけで無条件にうれしいことです。
女の子であっても男の子であっても、（あるいは、そういう分け方が難しい場合でも）変わりありません。
だから、男の子だから、女の子だからなんてつまらないこと言わないで、ただ「おめでとうございます」とだけ言えばいいのに。

今日の後悔：ルパン三世、途中で寝てしまった。起きたときにはすべて終わったあとだった。

１０月１５日は「お茶の時間」。

今週は、「労働強化週間」です。
いつもは週２回のお仕事ですが、今週は諸々の都合で４回出勤しなければなりません。
お仕事の日は、朝７時過ぎに家を出て、夜の７時過ぎに帰宅です。フルタイムで働いている人って、毎日こんなのが続くんだなぁと思うと、ため息が出ます。
すっかりお気楽極楽生活になじんでしまったってことですね、わたし。
さて、あと２日がんばりましょう。

昨日、うれしい知らせが入りました。
来月の１５日（日曜日）、小倉のケイトミュージックで、ティータイムライブをさせていただくことになりました。
しかも、今回はケイトさんのピアノとご一緒させていただきます。
どんな作品を題材にして、どんな世界を作り上げることになるのかしら。
今から楽しみです。
詳細が決まりましたら、お知らせします。
乞うご期待！！

蜘蛛の親子。

門柱の、郵便受けの下の蜘蛛たちです。
親子？