office2021 Accessの分割フォームでは、データシートのフィールドは簡単に非表示に設定することができます。
ですが、データシートでフィールドを非表示にすると、単票フォームの操作に影響することもあります。
分割フォームのデータシートの位置を変えるには
分割フォームは、単票形式とデータシートを1つの画面に組み合わせたフォームです。単票形式で1つのレコードを見やすく表示し、データシートで全体を見渡せるので便利です。この単票形式とデータシートの分割位置を変更するには、フォームの[分割フォームの方向]プロパティを変更します。
"office2021 2021717-109-1"
目次[非表示]
データシートのフィールドの非表示設定
タブオーダーの設定どおりにならない現象
タブオーダーの設定どおりにするには
フィールドの固定
office2021 データシートのフィールドの非表示設定
以下のような分割フォームを作成しています。
"office2021 2021717-109-2"
分割フォームには、レコードを検索するために非連結のテキストボックスを追加しています。
この場合、データシートの検索フィールドは非表示にしてもいいですね。
非表示にしたい[検索]フィールドで右クリックして、ショートカットメニューから[フィールドの非表示]をクリックします。
"office2021 2021717-109-3"
または、[ホーム]タブの[レコード]グループにある[その他]をクリックして、メニューから[フィールドの非表示]をクリックします。
"office2021 2021717-109-4"
以下のように選択した[検索]フィールドは非表示になります。
"office2021 2021717-109-5"
タブオーダーの設定どおりにならない現象
分割フォームを開いたら[検索]ボックス内にカーソルが表示されるように設定したいと思います。
すぐに[検索]テキストボックスで検索ができるようにするためです。
タブ移動順で[検索]ボックスを[0]に設定
分割フォームをデザインビューで開いて、非連結の[検索]テキストボックスを選択してプロパティを表示します。
プロパティシートは、キーボードから[F4]キーを押すと表示できます。
[その他]タブの[タブ移動順]で[0]にします。
"office2021 2021717-109-6"
参考[デザイン]の[タブオーダー]をクリックして、設定することもできます。
"office2021 2021717-109-7"
テキストボックスにカーソルが表示されない
タブオーダーの設定をして、分割フォームを閉じて、表示してみると、[検索]ボックスにカーソルは表示されていません。
[検索]のテキストボックスをクリックしても、カーソルを表示することもできません。
データシートでいずれかのレコードを選択すると、[検索]ボックスにカーソルを表示できますが、フォームを表示してすぐにはカーソルが表示されません。
"office2021 2021717-109-8"
office2021 フィールドの設定が無効
この状態では[ホーム]タブの[レコード]グループにある[その他]をクリックすると、ほとんどのメニューは無効状態になっています。
"office2021 2021717-109-9"
データシートの先頭行が選択されていない
通常であれば、分割フォームの先頭行が選択されている(青くなっている)状態なのですが、選択されていません。
"office2021 2021717-109-10"
通常は、以下のようになります。
"office2021 2021717-109-11"
非表示にした[検索]フィールドは、単票フォームでは[検索]テキストボックスです。
ですが、データシートでフィールドを非表示にすると、単票フォームの操作に影響することもあります。
分割フォームのデータシートの位置を変えるには
分割フォームは、単票形式とデータシートを1つの画面に組み合わせたフォームです。単票形式で1つのレコードを見やすく表示し、データシートで全体を見渡せるので便利です。この単票形式とデータシートの分割位置を変更するには、フォームの[分割フォームの方向]プロパティを変更します。
"office2021 2021717-109-1"
目次[非表示]
データシートのフィールドの非表示設定
タブオーダーの設定どおりにならない現象
タブオーダーの設定どおりにするには
フィールドの固定
office2021 データシートのフィールドの非表示設定
以下のような分割フォームを作成しています。
"office2021 2021717-109-2"
分割フォームには、レコードを検索するために非連結のテキストボックスを追加しています。
この場合、データシートの検索フィールドは非表示にしてもいいですね。
非表示にしたい[検索]フィールドで右クリックして、ショートカットメニューから[フィールドの非表示]をクリックします。
"office2021 2021717-109-3"
または、[ホーム]タブの[レコード]グループにある[その他]をクリックして、メニューから[フィールドの非表示]をクリックします。
"office2021 2021717-109-4"
以下のように選択した[検索]フィールドは非表示になります。
"office2021 2021717-109-5"
タブオーダーの設定どおりにならない現象
分割フォームを開いたら[検索]ボックス内にカーソルが表示されるように設定したいと思います。
すぐに[検索]テキストボックスで検索ができるようにするためです。
タブ移動順で[検索]ボックスを[0]に設定
分割フォームをデザインビューで開いて、非連結の[検索]テキストボックスを選択してプロパティを表示します。
プロパティシートは、キーボードから[F4]キーを押すと表示できます。
[その他]タブの[タブ移動順]で[0]にします。
"office2021 2021717-109-6"
参考[デザイン]の[タブオーダー]をクリックして、設定することもできます。
"office2021 2021717-109-7"
テキストボックスにカーソルが表示されない
タブオーダーの設定をして、分割フォームを閉じて、表示してみると、[検索]ボックスにカーソルは表示されていません。
[検索]のテキストボックスをクリックしても、カーソルを表示することもできません。
データシートでいずれかのレコードを選択すると、[検索]ボックスにカーソルを表示できますが、フォームを表示してすぐにはカーソルが表示されません。
"office2021 2021717-109-8"
office2021 フィールドの設定が無効
この状態では[ホーム]タブの[レコード]グループにある[その他]をクリックすると、ほとんどのメニューは無効状態になっています。
"office2021 2021717-109-9"
データシートの先頭行が選択されていない
通常であれば、分割フォームの先頭行が選択されている(青くなっている)状態なのですが、選択されていません。
"office2021 2021717-109-10"
通常は、以下のようになります。
"office2021 2021717-109-11"
非表示にした[検索]フィールドは、単票フォームでは[検索]テキストボックスです。
原因は、データシートで[検索]フィールドを非表示にしたからですね。
ブオーダーの設定どおりにするには
タブオーダーの設定どおりに、[検索]テキストボックスに最初にカーソルが表示されるようにするには、データシートの[検索]フィールドは表示しておきます。
フィールドの再表示
非表示にしたフィールドを再表示する場合は、どのフィールドでもいいので右クリックして、ショートカットメニューから[フィールドの再表示]をクリックします。
"office2021 2021717-109-12"
[列の再表示]ダイアログボックスが表示されます。
非表示のフィールドはチェックボックスがオフになっていますので、再表示したいフィールドのチェックボックスをオンにして閉じます。
"office2021 2021717-109-13"
参考この[列の再表示]ダイアログボックスは、[ホーム]タブの[レコード]グループにある[その他]をクリックして、メニューから[フィールドの再表示]をクリックしても表示されます。
"office2021 2021717-109-14"
フィールドの幅を設定
見た目を考慮するなら、フィールドは非表示ではなく、列幅を狭くしておくといいと思います。
ドラッグで狭くすることもできますが、ここでは[フィールド幅]ダイアログボックスを表示して数値で設定します。
[検索]フィールドを再表示して、右クリックして[フィールド幅]をクリックします。
"office2021 2021717-109-15"
[列の幅]ダイアログボックスが表示されます。
[列の幅]のテキストボックスに[0.1]と入力して[OK]ボタンをクリックします。
参考テキストボックスで[0]にすると、フィールドは非表示になります。
"office2021 2021717-109-16"
分割フォームを保存して、表示します。
以下のように[検索]テキストボックスにカーソルが表示されます。
また、データシートの[検索]フィールドは、ほとんど見えません。
"office2021 2021717-109-17"
フィールドの選択ができなくなった場合
左端や右端にあるフィールドの場合は、ドラッグで幅を調整して選択できるかと思いますが、それ以外の場合は選択しにくくなるかもしれません。
もし、フィールドの幅を狭くして、再度フィールドを選択しようとしても選択できないようであれば、左右のフィールドを含めて選択して、[列の幅]ダイアログボックスで[標準の幅]を選択してみてください。
"office2021 2021717-109-18"
または、[自動調整]ボタンをクリックしてもいいですね。
[列の幅]テキストボックスに少し大きめの数値を入れてもかまいません。
"office2021 2021717-109-19"
フィールドの固定
また、フィールドで右クリックすると、ショートカットメニューに[フィールドの固定]というのがあります。
"office2021 2021717-109-20"
これをクリックすると、データシートの左端にフィールドが固定されます。ドラッグで移動できなくなります。
固定しておくと、表示位置を右へ移動させても、固定フィールドが左端に常に表示されるようになるので、フィールドの表示が多い場合は便利です。
"office2021 2021717-109-21"
フィールドの固定解除
固定されたフィールドを解除して、ドラッグで移動できるようにするには、フィールドで右クリックしてショートカットメニューから[すべてのフィールドの固定解除]をクリックします。
この場合は、固定されたフィールドで操作する必要はありません。
"office2021 2021717-109-22"
解除すると、再度、ドラッグでフィールドを移動できるようになります。
複数のフィールドで固定していても、すべての固定されたフィールドが解除されます。
また、フィールドの固定を複数フィールドで行うと、順番に左端に固定されていきます。
最初に固定したフィールドが1番左に、次に固定したフィールドが左から2番目に表示されるようになります。
"office2021 2021717-109-23"
タブオーダーの設定どおりに、[検索]テキストボックスに最初にカーソルが表示されるようにするには、データシートの[検索]フィールドは表示しておきます。
フィールドの再表示
非表示にしたフィールドを再表示する場合は、どのフィールドでもいいので右クリックして、ショートカットメニューから[フィールドの再表示]をクリックします。
"office2021 2021717-109-12"
[列の再表示]ダイアログボックスが表示されます。
非表示のフィールドはチェックボックスがオフになっていますので、再表示したいフィールドのチェックボックスをオンにして閉じます。
"office2021 2021717-109-13"
参考この[列の再表示]ダイアログボックスは、[ホーム]タブの[レコード]グループにある[その他]をクリックして、メニューから[フィールドの再表示]をクリックしても表示されます。
"office2021 2021717-109-14"
フィールドの幅を設定
見た目を考慮するなら、フィールドは非表示ではなく、列幅を狭くしておくといいと思います。
ドラッグで狭くすることもできますが、ここでは[フィールド幅]ダイアログボックスを表示して数値で設定します。
[検索]フィールドを再表示して、右クリックして[フィールド幅]をクリックします。
"office2021 2021717-109-15"
[列の幅]ダイアログボックスが表示されます。
[列の幅]のテキストボックスに[0.1]と入力して[OK]ボタンをクリックします。
参考テキストボックスで[0]にすると、フィールドは非表示になります。
"office2021 2021717-109-16"
分割フォームを保存して、表示します。
以下のように[検索]テキストボックスにカーソルが表示されます。
また、データシートの[検索]フィールドは、ほとんど見えません。
"office2021 2021717-109-17"
フィールドの選択ができなくなった場合
左端や右端にあるフィールドの場合は、ドラッグで幅を調整して選択できるかと思いますが、それ以外の場合は選択しにくくなるかもしれません。
もし、フィールドの幅を狭くして、再度フィールドを選択しようとしても選択できないようであれば、左右のフィールドを含めて選択して、[列の幅]ダイアログボックスで[標準の幅]を選択してみてください。
"office2021 2021717-109-18"
または、[自動調整]ボタンをクリックしてもいいですね。
[列の幅]テキストボックスに少し大きめの数値を入れてもかまいません。
"office2021 2021717-109-19"
フィールドの固定
また、フィールドで右クリックすると、ショートカットメニューに[フィールドの固定]というのがあります。
"office2021 2021717-109-20"
これをクリックすると、データシートの左端にフィールドが固定されます。ドラッグで移動できなくなります。
固定しておくと、表示位置を右へ移動させても、固定フィールドが左端に常に表示されるようになるので、フィールドの表示が多い場合は便利です。
"office2021 2021717-109-21"
フィールドの固定解除
固定されたフィールドを解除して、ドラッグで移動できるようにするには、フィールドで右クリックしてショートカットメニューから[すべてのフィールドの固定解除]をクリックします。
この場合は、固定されたフィールドで操作する必要はありません。
"office2021 2021717-109-22"
解除すると、再度、ドラッグでフィールドを移動できるようになります。
複数のフィールドで固定していても、すべての固定されたフィールドが解除されます。
また、フィールドの固定を複数フィールドで行うと、順番に左端に固定されていきます。
最初に固定したフィールドが1番左に、次に固定したフィールドが左から2番目に表示されるようになります。
"office2021 2021717-109-23"
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