旅の途中・・・

食と音と人の旅

インド人シンガーソングライター

2005年11月24日 13時22分18秒 | 
ゴア(インド)に滞在していた時、たまたま隣に滞在していたムンバイ(当時はボンベイ)から休暇をとって遊びにきていたTVプロデューサーと知り合う。
陽気な人なつこい、いい感じのおじさんだ。息子さんはムンバイで観葉植物のレンタル業をしている。盆栽が趣味だと言う。おじさんはJAZZが好きで昔ディージーガレスピーがボンベイに来たとき見に行ったそうだ。しかもかなりいろいろ歌えたりもする。さらにスキャット(ルイアームストロング風も可)も出来たのだった。仲良くなったきっかけは、おでん(日本食)を作って食べてもらい、お返しに彼の主催でインドカレーを食べるパーティーをひらいてもらった事であった。そして音楽やそれぞれのお国の話で盛り上がった。そしておじさんは今度面白い人を連れてきてやると言った。その人の名はレモ・フェルナンデス。後にインドの大スターになった。2000年には彼の髪型をまねる若者が出てくるという社会現象になるまでの人気で、その年インドポップスno.1になったのです。おじさんが彼を連れてきた日3人で朝方迄歌い続けたのである。そしてレモが私に1曲捧げると「アンジュナ」という曲を歌ってくれたのである。胸に沁みるバラードだ。こっちを見ながら語りかけてくる。あれから15年、たまに有線とかで彼の歌がながれたら、一緒に歌い明かした時の事を思い出す。懐かしくなる。いつかまた会えたらと思う・・・・・


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