旅の途中・・・

食と音と人の旅

シデ(トルコ)の円形劇場1991

2006年10月30日 13時47分14秒 | 
円形劇場で大声をだした。多少歌付き。メインのステージは中央の下。円形の外から入ってこれる様になっている。反響が気持ちいい。昔ここで数々の催し物がおこなわれていたんだ。たくさんの観客の前でシンガーはマイクなしで歌っていたんだ。重厚な石造りの劇場である。アナトリア(小アジア)で最も大きい劇場。西暦2世紀に作られた。ここは本当は入って来てはいけないのである。しかしなぜか照明がついている。そうなんです。とっくに閉場している。当然入口は閉まっている。がしかし、裏のばらせんの囲いは思いっきり広がっているのだ。入り放題なのだ。重要文化財級らしきその劇場には誰でも、いとも簡単に入場できるのだ。しかも無料。何人か観光客が入っている。ここの役人は見て見ぬ振りなのかな。ここの入場は裏の観光源なか?さらにちょいとその辺の空き地では遺跡がゴロゴロしている。欠片なんかいくらでも持ってこれる。いったいここの管理はどうなっているのだ。いやおおらかなのか。BC7世紀にシデの町は作られた。2世紀後半に港と航海の安全を祈ってアポロとアテナの2つの神殿が建てられた。トルコでも好きな町のひとつである。けっこうのんびりできるのだ。店先のパンBOXのトルコパンが美味しいのだ。これがまた。