レトルトカリィ

長い旅だった。そう旅はいろいろ障害があるのが面白い。悪い人間がいれば良い人間もいる捨てる神あれば捨てる神在りだ。助けられたり騙されたり、まさにいろんな旅をさせてもらった。すべてに感謝だ！
そうPICANTEのレトルトカリィがとうとう発売されるのだ。
温かく見守ってくれた人がいてくれたおかげだ。ありがとう。
ふじや本店の小原専務、西さん、がんばってくれた寿フーズの菅原さん
合同化成のたちばなさん、みなさん本当にすばらしい仕事人だ。いろいろあったがいろいろ教えてもらった。大切にしていきたいたくさんの大事な人間に会えた。人生の1ページをまたカリィで経験させてもらった。
また明日からがんばろう！

ロッカー盗難事件（1991年）

盗まれた。パスポートとT/C以外全てだ。カランと虚しくそのコインロッカーは揺れた。何も無い。ハンガリーで買いだめしておいた食料品もない。パンツも無い。旅行最中書きためておいた料理のレシピもない。
ショックで言葉も無い。私が馬鹿だった。欧州にきたので安心したのがまずかった。ダイヤル式コインロッカー。手口は解った。そのロッカーで暗証番号を決めてしめようとしても閉まらない。しかし暗証番号はそのロッカーには残っている。次にとなりのロッカーに移る。しかし閉まらない。次に移る。やっと閉まった。しかし前の暗証番号と同じにしているとそれを後ろで見てた奴がその番号で開けられる。簡単な手口なのだがひっかかった。確かに後ろに2人がいた。ただの旅行客だなと思っていた。ああ馬鹿だ。こんなにすばらしいプラハでこんなことになるなんて・・・
日本大使館を訪ねた。にべもない。「ここはアラブ人が多いから気をつけて下さい」以上。警察に行った。英語の通訳がついた。ジェスチャーとはちゃめちゃ英語で調書を取った。警察官は良い奴だ。私には。日本フリーク。変に詳しい。早く調書を終わらせ日本の話をしたがっている。しかしその通訳にはやけに厳しい。そいつもなんかオドオドしている。なんでもいいからしっかり犯人を見つけてくれ。プラハには私にあうパンツがないし、ビデオもカメラも盗まれたし。あ～もうどうにでもなれ！もう日が暮れて来た。腹も減って来た。なんという一日だ。しかし感じの良い街だなここは・・・