北陸の飲食店コンサルタント office kobe

飲食店経営に強い中小企業診断士のブログ

店舗展開のキーワード

2014年06月26日 | 飲食店経営のヒント


こんばんは、飲食店経営に強い中小企業診断士の甲部洋平です。

店舗展開には、そのステップごとにキーワードが変化します。

3店舗までのキーワードは「コンセプト」や「ビジネスモデル」でしょう。

そして、3店舗を超えてからのキーワードは「教育」、10店舗以後は「組織」や「資金調達力」へと変化していくと思います。

北陸を中心に5~10店舗を展開する飲食店をいろいろと利用してみて、強く感じるのはスタッフの実力の差です。

これらの飲食店は、今後はますます勝ち負けが鮮明になっていくように思います。

これは、スタッフの質に問題があるという意味ではなく、経営陣が教育をどこまで重視しているかの差だと思っています。

スタッフの実力の差は、財務内容の良し悪しという差よりも、改善に時間がかかると思います。


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勝てないメニュー

2014年06月10日 | 飲食店経営のヒント


こんばんは、飲食店経営に強い中小企業診断士の甲部洋平です。

写真は定食チェーン大戸屋の人気メニュー「鶏と野菜の黒酢あん定食」です。

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このメニューのヒットを受けて、ファミレスや似たような定食屋さんで、同じメニューを見かけます。

大戸屋を意識してのことだと思いますが、どこも個人的にはイマイチでした。

「鶏と野菜の黒酢あん定食」=大戸屋という印象が定着してしまっているせいか、これを超えるのは難しいのだと思います。

さらに、一般化してしまった同メニューは、特別におすすめしなくても、そのお店ではそれなりの出数になってしまうと思います。

勝てないメニューにオーダーが集中してしまうと、次回の来店の可能性が落ちます。

ファミレスはともかく、似たような定食屋さんは「鶏と野菜の黒酢あん定食」をメニューから外すべきです。

このメニューは大戸屋にまかせて、独自のメニュー提案に注力すべきだと思います。




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北陸新幹線開業を控えて

2014年06月02日 | 飲食店経営のヒント



こんばんは、飲食店経営に強い中小企業診断士の甲部洋平です。

さて、来年春の北陸新幹線開業を控え、開業効果への期待は日々、高まっていると感じています。

飲食店でも、観光客やビジネス客をどのように集客するのかということが、大きなテーマであることは間違いありません。

ただし、集客と合わせて次の2点も無視できないと考えています。

①現場力を高めること

 当然ですが、お客さんに満足してもらうために現場力を高めることが必要です。この点を軽視すると悪いクチコミが瞬時に広がり、新幹線効果だけでなく、地元からの評価も落ち込んでしまいます。

②支出の見直しを行うこと

 新幹線効果により売上アップの可能性は高まります。売上アップの高いときにしか見えてこない無駄もあります。儲かる仕組みを確立する良い機会だと思います。

新幹線の開業効果と同様に、一時的な売上アップで終わらせない意識を強く持つ必要があると思います。




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