北陸の飲食店コンサルタント office kobe

飲食店経営に強い中小企業診断士のブログ

今年は富山県高岡市の古城公園でお花見でした

2012年04月16日 | 日々のできごと

4月になっても寒い日が続いていたのですが、ようやく桜が咲き始めたので、先週末はお花見に出かけました。

今年は富山県高岡市の古城公園でした。

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お花見のピークということで、たくさんの人が訪れていました。

お弁当を食べて芝生の上で熟睡してしまいましたが、それも含めて春を感じる楽しいお花見でした。


イス取りゲームをイメージしてみる

2012年04月11日 | 飲食店経営のヒント

今日はいつも以上にわかりにくい話かもしれませんが、お許しください。

飲食店に限らず、競争が激しい市場に対して、「パイの奪い合い」「生き残り戦争」などと表現されることがあります。

それらの表現もイメージしやすいのですが、入れ替わりの激しい飲食店経営の場合に、私は「イス取りゲーム」をイメージすることにしています。

イスに座る=経営が成り立つということです。

イスに座る方法は3つだけです。

 ・空いているイスを見つける

 ・座っている人を追いやる

 ・新しいイスをつくる

昔はこのイスのほとんどがベンチのように2~3人座れたのだと思います。

もちろん、今でもベンチはありますが、ほとんどが大手や老舗が座っています。

さて、あなたが狙う市場では

 ・空いているイスはどんなイスでしょうか?

 ・ベンチに座っている人に勝てそうですか?

 ・新しいイスは作れそうですか?

イス取りゲームをイメージしてみると、わかることがあるかもしれません。


お店のコンセプトは双方向から考える

2012年04月02日 | 飲食店経営のヒント

飲食店の新規開業や業態転換の際には「コンセプトを明確に」ということがよく言われます。

コンセプトを明確にするメリットの1つは、自店のお客さん、ライバルが把握できることです。

お客さんとライバルを間違えると、お店の方向性は大きくブレてしまいます。

しかし、「コンセプトを明確に」と言われても、実際には簡単な作業ではありません。

私は次のように飲食店のコンセプトを考えるようにしています。

 A (誰に、何を、どのように、いくらで)提供するお店なのか?

 B (誰が、どんな場面に、いくらで)利用するお店なのか?

Aはオーナーの想い、強みを起点にしたお店側からの考え方です。

Bはお客さんのニーズ、立地、業界トレンドを起点にしたお客さん側からの考え方です。

Aの考え方だけでは、開業後に集客に苦戦することが多いように感じます。

また、Bの考え方だけでは、印象に残りにくいお店になってしまうように思います。

コンセプトはお店側、お客さん側の双方向から考えることをおすすめしています。