こんばんは、飲食店経営に強い中小企業診断士の甲部洋平です。
今回は「経営理念」について考えてみたいと思います。
「経営理念は必要ですか?」と聞かれることがたまにあります。
回答に困る場合もありますが、私は「経営理念は必要だが、今すぐ必要かどうかは会社によって異なる」と考えています。
私は次の質問を時間をかけて考えていくと、経営理念につながるのではないかと思っています。
● あなたのテンションの上がる仕事はどんな仕事ですか?
● お客さんに何と言われたらうれしいですか?
● あなたはどんな人と一緒に働きたいですか?
● あなたのやりたくない仕事はどんな仕事ですか?
● 損得勘定を捨てるならどうなりたいですか?
難しいテーマですが、時々考えていきたいと思います。
こんばんは、飲食店経営に強い中小企業診断士の甲部洋平です。
さて今回は「接客」について考えてみたいと思います。
突然ですが、あなたは居酒屋の店員だとします。
ビジネスマンらしき男性客2名が来店し、とりあえず瓶ビールを注文されました。
あなたならどのような対応をしますか?
男性客2名が
・初めて来店した様子の場合
・1人だけが常連客の場合
・2人とも常連客の場合
・会社の同僚の場合
・会社の上司と部下の場合
・得意先との商談の場合
・商談後の軽い接待の場合
など、ケースによって、お客さんにかける言葉や瓶ビール、グラスを置く場所が微妙に変わるはずです。
これは1つの例ですが、飲食店の接客は
● お客さん同士の関係性や利用動機に対する想像力
● そして、その想像に基づいて適した対応を行う瞬発力
が求められると考えます。
こんばんは、飲食店経営に強い中小企業診断士の甲部洋平です。
今回は「店長の悩み事」についてです。
飲食店の店長は店舗規模にもよりますが、10名~100名の従業員、年商3千万円~3億円に対して責任が求められる立場にあります。
そして、マネジメントだけでなく、営業時間中には一人の従業員として動かなければなりません。
そんな飲食店の店長の悩み事は大きく3つに分けられます。
● お金のことで悩んでいる
● 商品やサービスのことで悩んでいる
● 従業員の教育のことで悩んでいる
あくまでも個人的な考えですが、「従業員の教育のことで悩んでいる」店長はレベルが高く、お店を繁盛させる力がついていると思います。
こんばんは、飲食店経営に強い中小企業診断士の甲部洋平です。
今回は「ブランド化の難しさ」についてです。
さて、この写真、いい色をしたリンゴだと思いませんか?
あまりにいい色だったので、食べる前に思わず1枚撮りました。
知人からのいただきもので「秋星」という新品種とのことでしたが、そんなことをあまり気にせずに食べたのですが・・・
後日、スーパーでたまたま同じ品種のリンゴを見て、びっくりしました。
1個=500円!
もっとよく噛んで食べればよかった・・・と後悔しました。
正直なところ、パッケージがなければ普通のおいしそうな1個のリンゴでしかありません。
買う前や食べる前に価値を伝えるのは難しいものです。
あらためて、パッケージ、ネーミング、演出などが大切だと実感しました。