朝は来る 恋愛詩の章 by asawakuru

恋愛詩です。
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出逢いとバスと鈍感男 前編

2020年06月14日 | ストーリー





大学2年の秋 自動車学校

卒検も合格して帰りのバスまで

時間があり座って待ってた

この間講義の調整したり友人に

代返してもらったり夜も学校に来て

短時間で卒検まで終わりほっとして

ボクは自宅に帰れる最終バスを待ってた

そして自動車学校に来る最後の日だった

あいにく自宅方面行きのバスまで時間があり

のんびり待合室のテレビの

バラエティを見て時間を潰してた

外はもう日が暮れて夜だった


暫くして女の子2人組と会話を始めた

多分向こうから話しかけられた

学生さんですか?と

〇〇大学の2年て答えた

自分達は今年で高校卒業ですって

会話が弾んだ

会話は2人組の片方の子が主だった

なにを言っても笑ってくれるその子

多分声をかけてきた方だと思う

自分は椅子に座っていたが

その子は目の前でしゃがんで

見上げるようにして話してた

とても可愛くて笑顔の素敵な子


暫くしてその子の連れの女の子が

用事があるから先に行くねって

行ってしまった

ボクは気にせずバイバイと言って

目の前の彼女もバイバイって言った

二人はそのままそこで会話を続けた

その子は相変わらず目の前で

しゃがんで話してとても楽しそうだった


その子はボクの目から目を逸らさず

真っ直ぐに見つめて話すのが印象的だった

ボクは楽しくて時間が過ぎるのも忘れてた


続く…





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