祈り
2020年11月16日 | 詩
ココロ込めて祈りました
何度も祈りました
祈ったのに
叶うことはなかった
あれからボクは祈るのを止めました
祈っても無駄だと分かったから
優しくあるのに強くなければ
なにも守れない
ボクが強ければ守れる筈だと
ボクは強くあろうと頑張りました
そんなボクを見てアナタは
心配し悲しんだ
ボクが壊れてしまうと
ボクはどうすれば良かったのだろうか
ボクの願ったように強くあろうとしたのに
守っているつもりだったけど
いつの間にか守られてしまう
自分のことをもっと大事にしてと
大切にしてと
顔を悲しみと憂いを表して
アナタは
もう大丈夫とささやく
ボクの幸せのために祈るアナタの横顔に
ボクはアナタのことを守ってくださいと
深く真剣に祈る