みなさんこんばんは。急に寒くなってきました。かといって衣替えするほどでもなく、何を着ればいいのか一番迷う時期ですね。
それはそうと、今日は仕事で嫌なことがあったので、気晴らしにクッキーを焼きました。
今までに何回も何十回も作っている、米粉のスノーボールクッキーです。
クッキーがあまり好きではないと主張するわが母マリコも、比較的好きだと言っているクッキーです。最近は、食べると歯に詰まる(クッキーの宿命)とか、口の中の水分を奪われるとか文句を言うようになりましたが。
簡単なので、すぐ出来ます。はい完成。
…うん。なぜなんでしょうね。何回も何十回も作っているのに、いまだにスノーボールクッキーにまぶす粉砂糖の適量が掴めません。てっぺん取れません。
しかも、ひとつひとつのクッキーに粉砂糖をまぶすのに時間がかかったので、まぶした粉砂糖が一部溶けかかっています。
しかし大丈夫。これくらい、なんとでもなります。だって、家で食べる用に作ったから。誰かへのプレゼントとかじゃないから。売り物でもないから。生活かかってないから。見た目が多少悪くても、食べるのは身内の人間だから、気にする必要はないのです!…まあ、味が悪かった場合は問題ですけどね。今のところ、味の問題はなさそうです。
この「なんとでもなる」という言葉は私の口ぐせで、周り(特にマリコ)から「これで大丈夫かしら」「あれでよかったかしら」とぼやかれるたびに、
「大丈夫。なんとでもなる」
と言い返しています。もちろん、「なんとでもならない」場合には使いませんが、世の中の大抵のことは「なんとでもなる」から、その時に使います。20代の頃、強迫神経症になった私は、いろいろなことに「これで大丈夫だろうか」「あれでよかったんだろうか」とくよくよしていました。子供の頃からその傾向はあったのですが、大人になって環境が変化して、ささいなことでパニックを起こすようになりました(でも家族には内緒にしてた)。
そんな私ですが、さすがに40を超えるとそれまでこだわってたことがだんだん気にならなくなってきて、最近では「なんとでもなるさ」と振り切って考えられるようになってきました。多分、私以外の人たち、私が出来なかったことやまだ出来てないことが出来ている人たちは、そんなこと20代のうちにとっくに振り切ってるんでしょうけど。
「動物のお医者さん」の菱沼さんが、何かをするのに人の2倍時間がかかるから、人の2倍時間をかけてやればいいと両親から言われていたように、私も人の2倍時間がかかっているのでしょう。
だから、今日あった嫌なことも、普通の人の2倍の時間をかけて、自分なりの解決法を見つけることができるでしょう。多分。
きっと大丈夫。なんとでもなる。
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