ファーマー・スタジオ「革&ものづくり工房」の日々

人の暮らしに寄り添うものづくりを。
小さな工房で革を中心に体験教室や様々なものづくりをしています。

生徒さんの作品/ミシン内縫いトートバッグ

2019-07-23 22:41:58 | 生徒さんの作品
生徒さんの作品が完成しました。



全てミシン縫いのトートバッグです。

シボの入ったオイルヌメ革で綺麗に仕上がりました。

この生徒さんは私が教室を開いた頃から通っていただいている

ベテランの生徒さんですが、最初手縫いにはなかなかなじめず、

ミシンのクラスに変わってからは水を得た魚のようにイキイキと作品を作られています。

さて今年も9月に生徒の作品展を開催します。

皆さんのご来場をお待ちしております。

設備の増設と少し未来の話

2019-07-23 22:28:51 | ビジネスに対する考察
大阪教室に新しい腕ミシンと革スキ機がきました。




これらの機械は教室への設備投資だけでなく

ファーマー・スタジオの将来への布石でもあります。

まだ詳しいことは言えませんが

2〜3年後にファーマー・スタジオは大きく変化することになります。

今、日本の製造業は大きな転換期に差し掛かっています。

また教室業に関しても同じことが言えます。

ファーマー・スタジオを解説してから13年の月日が経ちました。

この間に環境は大きく変化し、社会のニーズも変化しました。

この数年間それらを見ながら変化の方向や自分自身のあり方について深く考えていました。

たくさんのことを経験し、今また沢山のことを日々学んでいます。

これから数年をかけてそれらの結論を出さなくてはいけない時期が来ています。

形がはっきりと示せる時が来ればまたこのブログで報告させていただきます。

生徒さんの作品/内縫いトートバッグ

2019-06-23 10:10:58 | 生徒さんの作品
アシスタントさんの作品です。




アシスタントさんは仕事を手伝っていただきながら

基本のカバンの作り方をお教えしています。

前回外縫いカバンの課題は終わりましたので今回は内縫いのトートバッグを作りました。

アシスタントをしていただいているので、将来他の生徒さんを教えられるように指導しています。

どこの教室でもきちんとしたマニュアルを作り、

基本のポイントと作業内容を教えますが、アシスタントさんには

大事なのは「作業内容」や「マニュアル」ではなくて、

その「作業」の理由や意味をきちんと把握していることだと言っています。

たとえば穴を開ける「菱目打ち」がなぜ「菱型」をしているのか?とか、

あの革包丁はどうしてあんな握り方、使い方なのか?とか。

本当はどんな些細なことにも理由があって、そこに至る知識や知恵の蓄積があることを知っていて

そこから生徒に伝えることが出来たら生徒の理解も深まるということ。

そしてそこから応用も変化もできることが大切だと伝えています。

革縫い教室に興味のある方、見学希望の方は以下をご覧ください。
生徒は常時募集しています。

※奈良教室
https://blog.goo.ne.jp/odessykatefahmoh/e/57c72a2423f3806727c57d65742ca5f7

大阪教室
https://blog.goo.ne.jp/odessykatefahmoh/e/0d01598fa27f6d19704c92483798556d

電話によるお問い合わせ、見学希望の方は
09081450124(岩井)までお願いします。

生徒さんの作品/外縫いトートバッグ

2019-06-23 09:55:00 | 生徒さんの作品
生徒さんの作品が完成しました。

赤い革のトートバッグ。




この課題では外縫いの構造の勉強。

外縫いにはいくつか代表的な構造があり、それに応じて型紙が変わります。

これは革縫いでの最初の作品になるので

革の扱いやネジ捻、革包丁、ひし目打、革スキの知識、内張りの方法など

基礎的なテクニックが全て入っています。

写真の課題ではいくつかの技術が省かれていますが、

実際にはファスナーの組み立て、ファスナーポケットの作り方、金具の取り付け方、

中央に通すベルト(ストラップ)の長さの割出し方などの技術も含まれています。

この外縫い課題に続いて内縫いの課題がはじまります。

革縫い教室に興味のある方、見学希望の方は以下をご覧ください。
生徒は常時募集しています。

※奈良教室
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設備が充実します。

2019-06-14 23:15:05 | 大阪教室
ファーマー・スタジオの大阪教室では

手縫い教室をメインに教えてきましたが

来月より腕ミシンと革スキ機を導入致します。

それと同時に「手縫いクラス」に加え「ミシンクラス」を開講します。

基本のカバンの構造は同じですが、仕上がりまでの時間が飛躍的に短縮されます。

といっても手縫いが難しくてミシンが簡単というわけでもありません。

また同じカバンであっても手縫いとミシン縫いでは手順が違ってきます。

来年にかけてファーマー・スタジオはカリキュラムを変えていくつもりでおります。

難しくて工程の多い本格的なカバンを縫うクラスだけではなく

フリーマーケットなどで販売したり簡易なワークショップができるような

簡易な作品を中心に教える初心者基礎クラスと

本格的にカバンの構造や作り方に加え、

お客様に売れるデザインやブランドの立て方を教えるプロフェッショナルなクラスの

大きく二つのクラスに分けてゆきます。

詳しくはお問い合わせください。

※奈良教室
https://blog.goo.ne.jp/odessykatefahmoh/e/57c72a2423f3806727c57d65742ca5f7

大阪教室
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見学は常時受付ています。

生徒さんの作品/L字ファスナー財布

2019-06-14 23:04:20 | 生徒さんの作品
生徒さんの作品が完成しました。



L字ファスナーの財布です。

以前掲載したラウンドファスナーの財布。



同じように見えますが、構造も難易度も全く違う財布です。

特にラウンドファスナーの財布は内張りを入れることで難易度が飛躍的に上がります。

カード入れの構造や内側と外側の革質を変えたり厚みを変えなくては

きれいな仕上がりになりません。

またクッション材を入れたり革のふちに減り返しを入れたりすることでさらに難易度が上がります。

市販の型紙では細かな技術を要する部分は省かれています。

難易度の高いものを経験しておくと難易度の低いものは容易に作れるようになります。

ファーマー・スタジオでは基礎から教えています。

※革縫い教室に興味のある方はこちらをご覧ください。

※奈良教室
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生徒さんの作品/ワンショルダーバッグ

2019-06-12 17:51:09 | ビジネスに対する考察
生徒さんの作品が完成しました。

ワンショルダーバッグ。




最近は女性でもこのワンショルダーバッグを持っている方を見かけます。

コンパクトで必要最低限のものを入れるにはとても便利ですね。

うちの教室でもワンショルダーバッグは今年2つ目です。

今回は布を内張りして内側をバイアステープで処理しています。

この方は現在腕ミシンに挑戦中。

手縫いとミシン縫いでは縫うための工夫が違いますが

まだまだ苦戦されています。

少しづつ上達中。

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東京浅草橋出張ワークショップ無事終了しました。

2019-06-04 14:55:57 | イベント
6月1日(土)東京浅草橋でのワークショップです。

夜行バスにて東京駅から浅草橋に移動。



川沿いを歩くと浅草橋らしい風景。



そういえば随分前に月島でもんじゃを食べた時もこんな風景だったな、と思い出しました。

あのころはもっと舟もレトロだったような?

会場の「友安製作所カフェ」へ。

ここはDIYショップとカフェが一体になっていて、さらに奥にワークショップ用のフリースペースがあります。

今回は参加者6名。




今回のワークショップは内張り部分を先に縫い付けてあり、

作業的には単純で簡単になっています。

全員予定より1時間早く仕上がりました。



この日はちょうど浅草橋近辺は祭りで、街を神輿が行き来していました。

職人の街「浅草/浅草橋」は何か懐かしい感じがして

また次回来るのが楽しみです。

生徒さんの作品/ファスナー付きトートバッグ&メディスンバッグ

2019-06-04 14:01:58 | ビジネスに対する考察
生徒さんの作品です。



ファーマー・スタジオで革縫いをする以前から独学で革縫いを勉強されていました。

良く本に載っていたりする作品は裏を張っていなかったり裏布の処理の仕方が書いていなかったり、

コバの仕上げが芯材と重ねた場合の方法が分からなかったり

カバンの形状を美しく仕上げるための革の寸法を解説していなかったり。

私たちの教室では以前は簡単な革小物から教えていたのですが

徐々に難しいカバンの構造などを教えていく内に面倒になる方が多かったのですが。

最初から革カバンを作る課題に変えてから皆さん根気良く作られるようになりました。

革カバンには覚えるべき要素が多く含まれていて

毎日のように新しい技術や構造を勉強しなくてはならず大変ですが、

革小物で使われるような技術はほとんど網羅されています。

そして何より出来上がった時の満足度はかけがえのないものがあります。

自分でオリジナルのカバンを作ることが出来る満足感は素晴らしいものです。

※革縫い教室に興味のある方はこちらをご覧ください。

奈良教室 https://blog.goo.ne.jp/odessykatefahmoh/e/4f55ebd5350bdca38cd49a9d9c770851
大阪教室 https://blog.goo.ne.jp/odessykatefahmoh/e/c9c1b53ef09e860d14df248097c2722f

お問い合わせ/ fahmoh@lake.ocn.ne.jp

生徒さんの作品/ラウンドファスナー財布

2019-06-04 12:46:18 | 生徒さんの作品
生徒さんの作品が完成しました。

人気のラウンドファスナー財布です。

木型(スチレンボードで代用)、カードケース部分の裏貼り、上部フチのヘリ返し、

内側と外側のサイズの違い、手触りを良くするためのクッション材のいれ方、ファスナーのつけ方

カードサイズから逆算したトータルサイズの算出、ジャバラ部分の形状のバリエーションなど

この小さな中に様々なノウハウが入った作品です。




本来ミシン縫いで作る工業製品なので、手縫いで作る工程にする場合はいろいろ工夫が必要です。

丁寧に作ればやっただけの甲斐がある仕上がりになります。

外革と内革の質感でかなり雰囲気の変わる作品でもあります。

現在工程をわかりやすく解説するマニュアルを製作中。

※革縫い教室に興味のある方はこちらをご覧ください。

奈良教室 https://blog.goo.ne.jp/odessykatefahmoh/e/4f55ebd5350bdca38cd49a9d9c770851
大阪教室 https://blog.goo.ne.jp/odessykatefahmoh/e/c9c1b53ef09e860d14df248097c2722f