劇団四季の皆さんに公演いただいたことは、先日お知らせいたしましたが、本校の職員室は実は劇団員の皆さんの控え室の隣でした。
そこで受けた「2つの感動」についてお話しいたします。
まず、「あいさつ」のすばらしさです。
お会いした劇団員すべての方が、笑顔で歯切れの良い、すがすがしいあいさつを自分からされていました。仙台からの公演直後でかなりお疲れでしたでしょうに、座っている方も、そばを通れば、立ち上がってあいさつをしてくださいました。本当に恐縮し、ありがたく思いました。
もう一つは、お掃除です。
10時と13時30分から合計4時間30分の公演を終え、笑顔で私たちを送ってくれた後、劇団員さんたちが始めたことは「お掃除です」
公演会場となった体育館はもちろんのこと、控え室となったたくさんの教室を化粧も落とさずに丁寧に掃除をされていました。「私事」よりも「公事」を優先し、感謝の心で丁寧に1時間以上も清掃をされている姿に感動しました。
あのようなすばらしい演技ができるのは、日々の練習はもちろんのこと、人間としての鍛錬、「あいさつ」「感謝」「奉仕」等々・・・ができてこそだと思います。舞台の裏側を見た気がしました。
今日3年生は実力テストです。それこそ、日々の学習と、人間としての鍛錬があってこそ実力は発揮できるものと思います。
入試まであと、6ヶ月・・・劇団四季の団員さんを見習ってがんばってほしいと思います。