今夜は、小出裕章・京都大学原子炉実験所助教の、説得力ある動画を紹介する。アメリカ流の「最悪の事態を想定して、事に当たらねば、取り返しのつかない事態に追い込まれる」。日本流の「想定外」なる言葉は、国際社会に受け入れられない。それ以上に、被災した福島県民は「流浪の民」と化し、ホットスポット放射能に怯える他県の人々や、政府のあいまいな基準に振り廻されている風評被害農家や漁業者や、子供を心配するお母さんたちなどの不安をどう解消し、どう賠償するのか。「安全神話」を振りまいて来た政府(もちろん自公もである)と電力会社の責任は、余りにも重い。故郷を追われた人々を一日も早く戻れるよう、あらゆる手段を講ずべきであるが、現実は余りに厳しい。 . . . 本文を読む