宮城県石巻市。平成の大合併によって、周辺の疲弊した6町を吸収して、面積は肥大化し人口は17万人に迫る。前市長は姑息なタクシーチケット問題(私的流用)など、つい最近の自身の行動なども説明不能に陥り、首長の資質を市民から厳しく問われてその座を追われた。新市長は学者であり、市民の目線で市民の為の政治を、その明晰な頭脳で展開する事を期待されている。市議会に目を転ずれば5月23日に改選を迎え、新市長とともに『新市政の創造』を担う責任がある。ではあるが、政治家としての資質よりも、裏街道の渡世人の方が相応しい人物が当選してくる現実があるという。全く解せないのだが、そんな人物でも当選すれば『選良』となるのじゃから、有権者はしっかり人物を観て欲しいものじゃ。そしてまた、議会内外にどうしても必要な人材がいるが、そんな候補者には是が非でも当選して欲しいものじゃが現実は厳しく、そんな人物でも落選の危機を内包しているのじゃ。有権者の良識に期待したい。 . . . 本文を読む