おらが幸田文の『おとうと』を読んだのは、確か高校生の頃じゃった、と記憶しておる。つまり過ぐること40年にもなるのだのぉ。したがおらが幼少のみぎりに映画化されていたとは、先年まで露ほども知らなかった。このブログに11月頃、おらは姉たちのことを書いたが、この『おとうと』と言う本に出会った当時、おらはおらと2番目の姉との関係に似ていると想ったものじゃった。じゃがよわい(齢)を重ねた現在では、おらと直ぐ上の姉との関係により似ていると思うに至ったのじゃよ・・・。しっかり者で飽く迄も愚弟に優しい姉・・・・・心配ばかりかけているおらは最低じゃ・・・! . . . 本文を読む