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ミーターの大冒険  第六部  オーロラ  第4話  スペーサーのオーロラ

2023-01-24 18:43:59 | オーロラ
131第4話スペーサーのオーロラ
ミーターの大冒険 
第六部 
オーロラ 
第4話 

スペーサーのオーロラ

あらすじ

ミーターとイルミナを乗せたファー・スター2世号は、ターミナスの図書館と18000年前の航海日誌にない謎の天体に遭遇する。
 そのとき、突如その天体から通信応答を求めて来た。
 それは、ガイアの長老ドムからであった。彼の自己紹介は「わたし/わたしたち/ガイア」であった。ミーターはあらかじめおおよそのことは了解していたように質問していった。
 ドムは、二人が求めている故郷の星の正確な名前が「地球」であることを明かす。
 ドムは、ミーターがダニール・オリヴォーの地球探索の際に、「時間をも感応できるようになった」という表現にさらなる詳細を聞きたいことを察知して陳述を続ける。

 人類の歴史消滅がこの時点から歴史復活のフェーズに転換した、と理解してもよい。
 
 ガイアの誘導で、ファー・スター2世号はオーロラの恒星系に無事にたどり着く。
 
 二人の目の前には、オーロラの揺らめく極光が怪しく波打っていた。
 

131
イルミナ まずオーロラの意味合いには、様々の説がある中でも、おさらいすると、人類の故郷の星、最古の星、地球から宇宙に旅立った第一陣のことを考えますと、「夜明け」の意味が一番ふさわしいわね。

 彼らは、「スペーサー」と呼ばれ、50もの植民惑星を形成していった、というのね。彼らは、ミーターさんのようなロボットや、科学技術を駆使して極めて功利的な環境と生活を手に入れていったらしい。それが彼らの寿命を飛躍的に延ばした。それから病原菌を極度に嫌い、極度の個人主義に陥った。
 地球からの後続の第二波の人々、彼らはセッツラーと呼ばれ、ある時期までは、断然スペーサーがセッツラーを圧倒していた。
 その後、ある契機から、セッツラーの勢いがスペーサーに勝り、スペーサーと絶交状態が続き、セッツラーはシリウス星系から徐々に天の川銀河の中央域に進出し、とうとう天の川銀河全体に波及していった。今では、25000個の惑星に住みついた。
 そうこうしてるうちに精力的なセッツラーは、スペーサーの存在を忘れていった。
 スペーサーの誇りは、唯一銀河帝国のトランターの、マイコゲン地区に細々と残り、やや形態は変化したが、その伝統を残している。
 
 ミーターさん。今まで説明したところまでは、二人がようやくたどり着いた大雑把な情報ね。
 ここから先は、ミーターさんに任せた方がいいわね。

ミーター 俺の番かよ。参ったなあ、確率50パーセントの域を出ていない蓋然性の仮説なら、言ってもいいがなぁ!

イルミナ どうぞ、お願いいたしますね。ミーターさん、見て、目の前にはオーロラ星がミーターさんの謎解きを待っているように見えるわ。

https://youtu.be/B7EAdAWRfV8


ミーターの大冒険 第八部 地球 第10話 カビレの意味

2023-01-24 18:39:36 | 地球
182第10話カビレの意味
ミーターの大冒険
第八部
地球
第10話

カビレの意味

あらすじ


 ファウンデーション暦492年(西暦25059年)末、いよいよミーターとイルミナを載せたファー・スター2世号はアルファ星から出発して太陽系に入った。

 人類の故郷の星系。懐かしい星、地球。
 
 かつて、カビレ星系と言われていた太陽系。かつてアタカナと言われていた地球。

 R・ミーター・マロウの主人アルカディアの志しを携えて、アルカディアや同士ジスカルド・ハニスらのなし得なかった志しの実現の領域に確実に入ろうとしていた。

 はたして地球の放射能汚染を除去することができるのか?

 そしていよいよ太陽系外縁部のオールトの雲を抜けて待望した太陽系に突入して行く。
 
 鋭さを増したミーターの推理力は予測通りに土星に遭遇させ、地球のかたわれともいわれる月に不死の従僕の気配を感じさせる。

 そしてついに不死の従僕が太陽系第3惑星地球の大きな衛星、その名も月(Luna )にいることを確信する。

 新たな天体物理学者のミーターは、不死の従僕が月にいる理由を全て「宇宙潮流」理論で纏めあげる。

 そしてミーターは人類と「宇宙潮流」との関わりについて惑星環境の土壌「墾化」現象に言及する。

 ところが、ミーターとイルミナを乗せたファー・スター2世号は月の軌道目掛けて一直線のコースをとろうとしたところ、手前の火星地表で有機体とロボット(通常のロボットの反応とは違う)の存在をキャッチした。

 ミーターの直感は火星に着陸する選択をする。

 直感は当たった。
 ダニール・オリヴォーがいたのであった。あのアルカディアの念願であった、アルカディアに成り代わってミーター・マロウが不死の従僕に会えたのであった。

 ダニールに誘導されたミーターは、ダニールの月基地に、水の大貯蔵タンクを見せられる。

 ミーターはほぼ単独でオーストラリアのウェルスクリークに降り立つ。ほかにダニールの助手ペイリー・リャンとR・オーロラ・ルナセントが同行したが、彼らの地上での行動は、ミーターを除いて、2時間と制限されていた。

 イルミナのリードによって北上したアース・オービターは、無事にニフのフニ山頂上に着いた。

 案の定、双子座流星群は降ってきた。この年は例年とは違い、幸運にも何ヵ月も継続した。

 流星群は成層圏に拡散している特殊水蒸気の雲に注ぎ、水蒸気を雨化させ、地上に雨を降らせ始めた。

 ミーターは、北アメリカ大陸の頂き、南アメリカの頂きを踏破し、残るはアフリカ大陸、ユーラシア大陸のみとなった。

 その間にイルミナは、アルファのモノリーさんのお土産である粉末の分析が完了していた。

 その粉末の正体は、種だった。雨が降れば、地球の緑化が再生する。

 イルミナは、忘れていたニュースをミーターに報せる。歓喜のニュースだった。

 ミーターがその作業の最終段階でかつてオーストラリア大陸と呼ばれていた地域のタウンゼント山頂で早朝シルクベットから起き上がった時だった。しっかりとして威厳のある響きが頭上からあった。
 ダニールはミーターに、2つの任務を依頼した。

 地球の古代の伝説「ノアの方舟」にあるような大量な雨が1ヶ月以上も地表に降り注いだ。

 その結果、大気中の放射能濃度は、驚くほど減少していった。

 1番目のダニールからの任務を終了後、ミーターは、約束していたミーターはニフの中央東に位置する海岸から切り立った小高い山頂に夜明け前に到着した。

 そこにダニールとペイリー・リャンが待ち受けていた、3人は、海中から浮かび上がる緑色の光を目撃する。

 それからほどなく、東の水平線上に陽が昇って来た。

 ダニールは、ミーターに「カビレ」の本当の意味を解き明かす。

182

ミーター ダニールさん、あなた様はペイリー・リャンも同行されたのですね。
 
ダニール そうだ。この子にも、この光景を見せたかったのだよ。
 この子は私の助手というよりも、養女なのだよ。コンポレオンのリャン家にいたこの子を私が預かった。
 実はこの子は、もとは、ガイア人だ。訳あってコンポレロンに移された。

 君も存じているだろう、ハリの養子のレイチ。

ミーター はい、アルカディアから
セルダン家の顛末についてはよく聞いてます。サンタンニでなくなったとか。

ダニール そのレイチには、他の人間にはない能力があって、その能力が長女のウォンダに引き継がれたのだよ。それが、後の第2ファウンデーションの構想に繋がったのだ。

 それと同じくらい意味のある現象を、私は捉えたのだ。

 ウォンダに、後のガールの妻になる妹のベリスがいたように、リャンにも、双子の妹がいる。

ミーター もしや、ペイリーさんの姓は、センノビアレラではありませんか?

ダニール よくぞ、知っていたな。

ミーター ダムさんから聞いて覚えていたことから推測しました。

ダニール そうだったか。
 この子の性格は、またひと味違う。
 知識欲が豊富で、冒険心に富んでいる。
 君とイルミナに同行させてもらいたい。
 きっと新しい銀河復興に役に立つに違いないと思う。

ミーター そうですね。次の大きな課題を私は忘れるところでした。
 それでも、どうしてペイリーさんを手放すのですか?あなた様の身の回りのことはどのように。

ダニール それなら心配はいらない。ルナその他にも、第零の仲間がいるからな。
 
 ペイリーは、太陽の子だと思ってる。
 それが尊い生き方だ。
 他を利し、決して返報を望まない。
 そして、自ら、銀河の中を、宇宙潮流に沿って移動して行く。
 それが「カビレ」の心なんだよ、ミーター君。

ミーター はい、承知しました、従僕様。

 ※『ミーターの大冒険』第92話の『冷凍の星の地下温泉』をご覧下さい。

ファウンデーションの夢 第二部 ガイア 第1話 時間も感応できる!

2023-01-24 18:26:33 | ガイア
10第5話時間も感応できる!
ファウンデーションの夢 
第二部 
ガイア 
第5話

時間も感応できる

あらすじ

 セルダンの裁判が始まる前の年、つまり銀河暦12066年(西暦に換算すれば24566年)、ダニール・オリヴォーはガール・ドーニックをトランターに招き入れるためにシンナックス星を訪れた。その足で、地球の復興とハリ・セルダンの構想であった第1と第2ファウンデーションを補強するもうひとつの構想を得るために人類の故郷の地球の意味と人類生存の意味の源泉を知ろうと地球に向かう。地球の焼け爛(ただ)れた放射能防御シールドを張って短い時間の探訪を成し遂げた。
 ダニールの載せた宙航船がまさに地球から離れようとしていたやさき、ダニールは地表からの一条の光を受けた。

  廃墟になったカッシ市の上空でダニールの船は、いよいよ地球を離れようとしていた。
 超高度に仕上げられたレオナルドはすでに十分、会話の相手になっている。
 いわゆる世界初の定住文明はハプロタイプD の種族から開始される。
 ハプロタイプDの種族を核として後、キナ方面から多様な種族を吸収して後のニフ人がキナの東の列島の初の住人となる。そしてずっと後の室町文化のわび・さびに結晶化された。その中心的象徴が江戸に築城した太田道灌と紅皿の逸話なのである。

10
「超・有機体を選んだ。一つの心と個性を全体が共有する...そしてやがて銀河にひしめくすべてを包含するギャラクシアになるだろう。」(デイヴィット・ブリン『ファウンデーションの勝利』)

 ダニールは何事か独り言つして、紅皿の面影を夢想しようとしたとき、舷窓の北側のもと大海があったところから、輝く物体が、船に向かって一直線に飛んでくるのに気がついた。そしてその強い光を浴びたような気がした。

ダニール なんと、これですべての謎が解けた。
 レオナルド、君に一つの任務を与える。

レオナルド えっ!

ダニール 君はもうすでに十分、感応力をもっている。君の名前は、レオナルド。地球の誉れ、希望の意味だ。調和と美の模範。君がガイアになるのだ!君がつくりだす星から近いうち、ベニ・サラが生まれる、彼女は「銀河の祝福」と呼ばれるようになる。
 君は、シンナックスとヘリコンから半々人選して、そして宇宙開拓の時期からあったかのように巧みに誘導するのだ。知恵と感応、そして美と調和の星の誕生だ。時期が来たら一人の男が来るはずだ!
 
レオナルド ダニール、なぜそんな先のことまで、おわかりになられるのですか?

ダニール さっき、時間も感応できるようになったのだ。

yatcha john s.


ミーターの大冒険 第八部 地球 第10話 カビレの意味

2023-01-24 18:15:17 | 地球
182第10話カビレの意味
ミーターの大冒険
第八部
地球
第10話

カビレの意味

あらすじ


 ファウンデーション暦492年(西暦25059年)末、いよいよミーターとイルミナを載せたファー・スター2世号はアルファ星から出発して太陽系に入った。

 人類の故郷の星系。懐かしい星、地球。
 
 かつて、カビレ星系と言われていた太陽系。かつてアタカナと言われていた地球。

 R・ミーター・マロウの主人アルカディアの志しを携えて、アルカディアや同士ジスカルド・ハニスらのなし得なかった志しの実現の領域に確実に入ろうとしていた。

 はたして地球の放射能汚染を除去することができるのか?

 そしていよいよ太陽系外縁部のオールトの雲を抜けて待望した太陽系に突入して行く。
 
 鋭さを増したミーターの推理力は予測通りに土星に遭遇させ、地球のかたわれともいわれる月に不死の従僕の気配を感じさせる。

 そしてついに不死の従僕が太陽系第3惑星地球の大きな衛星、その名も月(Luna )にいることを確信する。

 新たな天体物理学者のミーターは、不死の従僕が月にいる理由を全て「宇宙潮流」理論で纏めあげる。

 そしてミーターは人類と「宇宙潮流」との関わりについて惑星環境の土壌「墾化」現象に言及する。

 ところが、ミーターとイルミナを乗せたファー・スター2世号は月の軌道目掛けて一直線のコースをとろうとしたところ、手前の火星地表で有機体とロボット(通常のロボットの反応とは違う)の存在をキャッチした。

 ミーターの直感は火星に着陸する選択をする。

 直感は当たった。
 ダニール・オリヴォーがいたのであった。あのアルカディアの念願であった、アルカディアに成り代わってミーター・マロウが不死の従僕に会えたのであった。

 ダニールに誘導されたミーターは、ダニールの月基地に、水の大貯蔵タンクを見せられる。

 ミーターはほぼ単独でオーストラリアのウェルスクリークに降り立つ。ほかにダニールの助手ペイリー・リャンとR・オーロラ・ルナセントが同行したが、彼らの地上での行動は、ミーターを除いて、2時間と制限されていた。

 イルミナのリードによって北上したアース・オービターは、無事にニフのフニ山頂上に着いた。

 案の定、双子座流星群は降ってきた。この年は例年とは違い、幸運にも何ヵ月も継続した。

 流星群は成層圏に拡散している特殊水蒸気の雲に注ぎ、水蒸気を雨化させ、地上に雨を降らせ始めた。

 ミーターは、北アメリカ大陸の頂き、南アメリカの頂きを踏破し、残るはアフリカ大陸、ユーラシア大陸のみとなった。

 その間にイルミナは、アルファのモノリーさんのお土産である粉末の分析が完了していた。

 その粉末の正体は、種だった。雨が降れば、地球の緑化が再生する。

 イルミナは、忘れていたニュースをミーターに報せる。歓喜のニュースだった。

 ミーターがその作業の最終段階でかつてオーストラリア大陸と呼ばれていた地域のタウンゼント山頂で早朝シルクベットから起き上がった時だった。しっかりとして威厳のある響きが頭上からあった。
 ダニールはミーターに、2つの任務を依頼した。

 地球の古代の伝説「ノアの方舟」にあるような大量な雨が1ヶ月以上も地表に降り注いだ。

 その結果、大気中の放射能濃度は、驚くほど減少していった。

 1番目のダニールからの任務を終了後、ミーターは、約束していたミーターはニフの中央東に位置する海岸から切り立った小高い山頂に夜明け前に到着した。

 そこにダニールとペイリー・リャンが待ち受けていた、3人は、海中から浮かび上がる緑色の光を目撃する。

 それからほどなく、東の水平線上に陽が昇って来た。

 ダニールは、ミーターに「カビレ」の本当の意味を解き明かす。

182

ミーター ダニールさん、あなた様はペイリー・リャンも同行されたのですね。
 
ダニール そうだ。この子にも、この光景を見せたかったのだよ。
 この子は私の助手というよりも、養女なのだよ。コンポレオンのリャン家にいたこの子を私が預かった。
 実はこの子は、もとは、ガイア人だ。訳あってコンポレロンに移された。

 君も存じているだろう、ハリの養子のレイチ。

ミーター はい、アルカディアから
セルダン家の顛末についてはよく聞いてます。サンタンニでなくなったとか。

ダニール そのレイチには、他の人間にはない能力があって、その能力が長女のウォンダに引き継がれたのだよ。それが、後の第2ファウンデーションの構想に繋がったのだ。

 それと同じくらい意味のある現象を、私は捉えたのだ。

 ウォンダに、後のガールの妻になる妹のベリスがいたように、リャンにも、双子の妹がいる。

ミーター もしや、ペイリーさんの姓は、センノビアレラではありませんか?

ダニール よくぞ、知っていたな。

ミーター ダムさんから聞いて覚えていたことから推測しました。

ダニール そうだったか。
 この子の性格は、またひと味違う。
 知識欲が豊富で、冒険心に富んでいる。
 君とイルミナに同行させてもらいたい。
 きっと新しい銀河復興に役に立つに違いないと思う。

ミーター そうですね。次の大きな課題を私は忘れるところでした。
 それでも、どうしてペイリーさんを手放すのですか?あなた様の身の回りのことはどのように。

ダニール それなら心配はいらない。ルナその他にも、第零の仲間がいるからな。
 
 ペイリーは、太陽の子だと思ってる。
 それが尊い生き方だ。
 他を利し、決して返報を望まない。
 そして、自ら、銀河の中を、宇宙潮流に沿って移動して行く。
 それが「カビレ」の心なんだよ、ミーター君。

ミーター はい、承知しました、従僕様。

 ※『ミーターの大冒険』第92話の『冷凍の星の地下温泉』をご覧下さい。

何処からか来て、何処へいくの?

2023-01-24 18:04:06 | 窓の扉を開けて
君はどこから来て
どこへ行くの

遥か遠くから 
遥か遠くへ

涙を流したことないのかい
心の奥にしまったままで 
今外に出たがっているのに

人を愛すること 
許すこと 
感謝すること 
笑うこと 
祈ること
 
きっと 
スッとするよ

ここで 
一緒にお茶でも飲まない

https://youtu.be/_fbXIPXwF-k

yatcha john s. 「 ちょとだけ glass を傾けて」