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仏語、英語学習者。アイザック・アシモフのファン。ノース・ホワイトヘッド思想信奉。縄文志向、仏陀志向。

ファウンデーションの夢 第一部 ダニールの地球探索 第2話 Synnax

2022-06-15 21:52:26 | ファウンデーションの夢
ファウンデーションの夢 第一部 ダニールの地球探索 第2話 Synnax


前史

銀河暦 12028年 
 ダニール・オリヴォー、宰相を辞任。ハリ・  セルダン、宰相になる。
銀河暦 12038年 
 ハリ・セルダン、宰相を辞任。
銀河暦 12040年 
 ウオンダ・セルダン生まれる。
銀河暦 12048年 
 ドース・ヴェナビリ、死去。ベリス・セルダン生まれる。
 ハリ・セルダンの盟友ユーゴ・アマリル没。
銀河暦 12067年 
 ハリ・セルダンに対する裁判の結果、公安委  員会は百科辞典財団をターミナスに放逐。ガール・ドーニックファウンデーションの51番目の委員になり、第1ファウンデーション全般を仕切る。ボー・アルーリン、ガールを補佐し、第2ファウンデーションとの繋がりを助ける。

あらすじ

 セルダンの裁判が始まる前の年、つまり銀河暦12066年、ダニール・オリヴォーは、ガール・ドーニックをシンナックスから招き寄せるため、かつハリ・セルダンの「心理歴史学」と2つのファウンデーションを補強するため、人類の最古の故郷星「地球」への探索の旅に出る。

 漸くダニールは、天の川銀河の半球過ぎに、それらしき海洋惑星を見つけた。

 わたしYi Yinのサイエンス・フィクションはアイザック・アシモフの『ファウンデーション』シリーズをほぼ下敷きとして哲学者ノース・ホワイトヘッドの「移動と新しさ」の哲学に貫かれている。

 

あらすじ

2
「移動の利益はまさしく、それが危険であり、海図なき冒険に乗り出すことであって、熟練を要し、それがために未来には危険が待ち受けてることは覚悟しなくてはならない。」(『科学と近代世界』ノース・ホワイトヘッド著)

 ダニール・オリヴォーは自らロボットであることを知りつつも人間的な悲哀で呟いた。

「呆れたもんだ。自ら消去した古代地球の歴史をもう一度、発掘しなくてはならないのか。
 ハリから譲り受けたもう一つのプライム・レイディアントと最高級のデータチップを使っても、やっと基本的な記録を探り当てただけだ。」

「自分の記憶機能もあと五百年ももたまい。
 千個の惑星世界の探索の後やっと探り当てた水の星、Blue Drift の縁にある惑星シンナックス。」

 彼の感応力がにわかに騒ぎ出して来た。
 この星には、なんと僅かながらもジャングルがあり、川には陸地の奥までマングローブが生い茂り、海には鮮やかな珊瑚礁が広がっている。
 ここの人たちは母なる地球のニフというところの出身者が多いと画面に打ち出された。

https://youtu.be/dlyiRYlcQoQ

yatcha john s. 「 Synnax 」




パピヨンの意味

2022-06-15 21:10:08 | ファウンデーションの夢
陸の道が塞がれば
海の道の門が開いている
人がそこに辿り着けば ね
ただ それだけ

実行し 工夫すれば 門の先に行ける
体を動かす 目が見てる先に ね
体を前に動かし ぶつかれば悩むことが大事 
ただ それだけ
 
体を動かす前に考えては先に行けない
体をただ信じる 頭より
ただ それだけ

海の道が塞がれば どこに行く って
パピヨンだったら断崖から身を投げた
紅海を渡り切ってもいいし
もう陸地は諦めて
空に舞い上がってもいいし
お気に召すまま
どこにでも行ける って
「若い時の苦労は買ってでもしろ」

ただ 今が大事 行動し ぶつかる
ただ それだけ

https://youtu.be/Pu9rQ8lkQ5c

yatcha john s.  「 original of the species 」


夢色

2022-06-15 20:47:00 | 黄昏
夢色

今 
世界の current は混沌
ある人が呟いた
「人々は自分の行き先を見失いつつある」
時代が容赦なく人の情けとささやかな希望を打ち砕きはじめた

でも僕がこの世に生をうけ
数限りない教えの中から一つだけ
拾い上げたもの

情け容赦がないように見える
押し寄せる波
波しぶきのしょっぱさを味わいながらも

そのトレンドに身をまかせ
じっと耐えていれば
いつかきっと変わりはじめるさ

夢をみられる季節もまた訪れるでしょう

波が優しく囁き
黄昏かけてきた
自分のよわさがいとおしい

https://youtu.be/NpuC8d_9X0Y

yatcha john s.「 twilight 」