“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

23/08/12『雄冬山』

2023-08-12 | 6道東・道北・増毛山地の山

日本全国「山の日」のある週末の土曜日は、増毛山地の山で浜益10名山

にも名を連ねている「雄冬山(1,198m)」に登って来ました

 

夏山特有の湧いては消えるガスが上空を覆う時刻_11:30 暑寒別岳を背に暑い

 

今年の北海道の8月も、本州ほどではないにしても、とにかく暑い日が続いています。

湿度の低い、あの爽快な「北海道の夏」はいったい何処へ行ってしまったのか?

 

暑くてたまらない日は、涼しい山に登りましょう!と8月に「山の日」を制定したのか

どうかは分かりませんが、山の上も暑いです

 

幌を基点に、浜益御殿経由で雄冬山を目指します

 

人が歩いておらず、踏み跡もほとんどない山道を行く

 

ネマガリダケの立派なこと・・

 

残雪期に比べると眺めの良さは10分の1ぐらい?(浜益海岸)

 

2時間歩いて浜益御殿

 

うしろの浜益岳(1,258m)も夏のこの時期は登れません

 

浜益御殿からは、山道をまだ4km弱歩かねばたどり着けない雄冬山

 

ダケカンバが縦横に這っているので、跨いだり、くぐったりが疲れます・・

 

人が歩かないということは、当然、クマは歩きます

 

はぁ~まだだいぶあるわぁ~、暑いと長く感じますね。

 

ひぃ~予報通り上空にガスが掛かってきてるうぅぅ~

 

ガスが湧き湧きだけど、頂上直下の笹原はいくぶん風が冷たく感じます

 

ちょっと窮屈な雄冬山頂上での写真(Toshiの後ろにガスが覆いつくしたので・・)

 

暑寒別岳が見え隠れだけど、まぁ~折込済です

 

海岸線の碧さも今一つ伝わりませんね。

 

昼ご飯を食べ終わったら群別岳(1,376m)が望めて、満足です。

 

だいたいすっきりと晴れたことのない雄冬山、また来ますよ。

 

帰りの時刻は暑寒別岳(1,491m)がなかなか望めています

 

笹漕ぎした甲斐もありましたね。

 

帰路の途中、群別岳もさらによく姿を現してくれました

 

暑寒別岳もさよぉ~ならぁ~

 

凡そ16kmの山道歩き、ご苦労様でした。

 

この日は、頂上直下で岩尾ルートからやってきたと思われる登山客1名

と挨拶を交わしただけで、他に登山者はゼロ

人が多くない方が良いに決まっているけど、登山道はその分荒れていて、

ちょっと歩きづらいですかね

 

しかしまぁ~我々はまた来年もやって来ますよ、残雪期に

(今年3月に登った10倍の景色はこちら)

その下見と思えば春夏秋冬眺めつくすことです 浜益10名山

 

 


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