“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

23/03/19『BC浜益岳』

2023-03-19 | バックカントリー

暑さ寒さも彼岸まで

昼の時間が随分と長くなってきて、春風の吹く日本海側からの報告がしたくて

今年も「浜益御殿(1,038m)」から「浜益岳(1,258m)」への縦走を企てました

 

増毛山地の秀峰を背後に(浜益御殿より)・・これ以上ない晴天の山歩きでした

 

結果は浜益岳ピークの手前400m、標高差80mのところで板を上げられずリタイヤしましたが、

この季節の暑寒連峰、増毛山地の素晴らしさを堪能してきました

 

それでは、晴れ渡った空の青と、まだ純白のままの山域の画像をご紹介しましょう

 

鹿の出迎え朝からあっちにもこっちにも、縦横無尽に食料を漁っている様子

 

7:50、登山開始から5.5km、夏山登山口の手前、標高515m地点ではまだ雲が上がっていません

 

マガンの編隊飛行

 

マガンが飛ぶ先に積丹半島の山並みが望めるんだけど、コンデジの限界

 

これだけアップにしたら何とか写り込んでいる(中央に羊蹄山)

 

この時期、日本海を背に歩く登山は格別です

 

日本海側の山域は、冬に吹く風が強く森林限界が低いので、それを超えるともう遮るものの無い景色が延々と続く

 

標高820mでこの景色、浜益岳全景

 

浜益岳よりも北の「雄冬山(1,197m)」の上にの字の雲が

 

雪面はカリカリ、登るにはこれほど良いコンディションは無い

 

見飽きることのない景色

 

凡そ4時間で浜益御殿(1,038m)とうちゃこするも、長居をせず浜益岳へ

 

浜益御殿からの降りは「滑る」ほどの距離ではありません

 

コルから望む日本海(の先に羊蹄山が見えるんだけど…)

 

銀嶺の頂とはこのことです

 

と、ここから先の浜益岳頂上直下までは風が強く、

写真では得られない困難さがありまして・・・(この斜面は滑走困難)

 

雪庇の下に名峰「群別岳」を確認(滑るならこの斜面しか無い)

 

増毛山地の最高峰暑寒別岳(1,491m)」全景

 

浜益岳西斜面の谷には雪崩が(確かに雪崩斜面ほど滑ったら楽しそう)

 

クラスト斜面をシールを装着したまま撤収(残念)

 

再びの浜益御殿で記念撮影

 

最後の林道は、気温も上がって“滑らない話”で疲れました~

 

神社まで400mで雪渓が切れました。疲れ様でした

 

毎度のお付き合い有り難うございます。

ついでながら、山の雰囲気はいつものショボ動画でね(滑りはなし)

流れる雲の速さで変わる雪面の明暗が凄いですよ

 

23/03/19『BC浜益岳』[ 1:58]

 

また来週

 


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2 コメント

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Unknown (Tak)
2023-03-20 08:55:44
美しい!まだまだ続きますねー♪
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Unknown (Toshi)
2023-03-20 20:28:58
まだまだ続かせたい!!
返信する

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