コツコツ歩き隊!

散策!札幌(21) 札幌市資料館を見学し、SIAFラウンジでアイスコーヒーをいただく

札幌市大通公園~狸小路周辺散策(平成30年8月28日実施) その4

ウォーキング地図

 

ウォーキング開始!

6.札幌市資料館

札幌市資料館は大通公園西13丁目にあります。

この建物は大正15年(1926)に札幌控訴院(後の札幌高等裁判所)として誕生しました。
控訴院は全国8カ所に設けられましたが、現存しているのは札幌と名古屋の2ヵ所のみ。

国の有形文化財に登録されています。

ちなみに建物の外壁は「札幌軟石」が使用されています。
「札幌軟石」は4万年前の支笏湖の大噴火で大火砕流が発生し、札幌まで流れてきて固まった溶結凝灰岩。
防火に適しています。

資料館は「刑事法廷展示室」(上写真)、「おおば比呂司記念室」、「まちの歴史展示室」、「ギャラリー」などで
構成されています。

戦後、昭和21年(1946)に日本国憲法が公布されると、札幌高等裁判所となり、
昭和48年(1973)に移転するまで、こちらで刑事裁判が行われました。

展示室には法服と帽子(写真左)も展示されおり、こちらは受付に申し出れば着用もできるそうです。
写真右は「八咫(やた)の鏡」。「真実を映し出す」という意味が込められているそうです。

各展示室の見学を終えると、1階の「SIAFラウンジ」へ。
「SIAF(サイアフ)」とは札幌国際芸術祭。芸術祭の関連資料や書籍を拝見することができます。
また、喫茶スペースにもなっており、休憩することも可能となっております。

アイスコーヒーを注文して、しばし休憩。
かなり人気の場所なので満席の時もあるのですが、気軽に休める場所としておすすめであります。

ここでは画像を使って紹介することはできませんが、「おおば比呂司記念室」はぜひ足を運んでおきたい場所。
笹蒲鉾の「鐘崎」さんや、南部せんべいの「巖手屋」のポスターや包装紙を手掛けたおおば先生の作品をじっくり鑑賞することができる、
貴重な場所となっております。(しかも無料)。

参考資料

  • 札幌市資料館と刑事法廷展示室のリーフレット
  • 札幌市資料館配布の資料「大通公園」西1丁目~13丁目
  • 札幌市資料館・「まちの歴史展示室」のパネル

つづく≫


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