北海道に来たならば、是非見てみたい桜があります。
- エゾヤマザクラ
- ミヤマザクラ
- チシマザクラ
であります。

(こちらは「ホテルモントレエーデルホフ札幌」のエゾヤマザクラ。)
エゾヤマザクラは、ソメイヨシノより早く開花し、比較的長く、しかも街中で楽しめる桜であります。

(エゾヤマザクラは木によって花の色合いや量が違うので面白いです。)

(私はここのエゾヤマザクラが好きで、できるだけ毎年見に行くようにしております。花弁の先の色が濃くなっていて、形も良くとてもきれいなのです。
しかも、枝いっぱいに花をつけていて、ソメイヨシノにも負けないくらきれいです。)

ミヤマザクラは北海道から九州に分布しますが、山地の上部から亜高山帯下部に生育するため、北国か標高の高い所でしか見ることができません。
札幌では、
- 大通公園七丁目(一本)
- 平岡樹芸センター
- 平岡公園、
- 西岡中央公園
などで見ることができます。
5月の中旬からチェックするのが良いかと思います。


(すごくきれいだなぁと思って、当ブログのカバー画像にしております。)
さて、最後のチシマザクラ。

こちらは北海道や千島列島に自生している寒さに強い桜で、根室市では日本で唯一、桜の開花予想に用いられる標本木となっています。
このチシマザクラは札幌では結構街のあちこちで見ることができまして、
身近な所では大通公園や創成川公園で楽しむことができます。
- 白っぽい花
- 樹高が引く
こちらを目安にすると良いでしょう。
なお、札幌にはチシマザクラの名所があります。
それが、こちら。

「寒地土木研究所」(札幌市豊平区)であります。
札幌市営地下鉄南北線中野島駅から歩いてすぐのところであります。

寒地土木研究所はチシマザクラの開花期に合わせて一般開放(無料)してくれるので、足を運んでみました。

ホント、樹高が低いですね。
環境が良ければもっと高くなるものもあるらしいのですが、寒さに負けず横に這うように伸びているものの方がたくましさを感じ、チシマザクラらしいのではないかと思います。
チシマザクラも綺麗ですね。

この日は雨が降る予定だったのですが、降り出す前に見ることができました。
良かったです。
ご興味のある方は、是非来年、足を運んでみて下さいね。

<参考資料>
- ウィキペディア「ミヤマザクラ」、「チシマザクラ」

仕事等で当ブログに連絡をしたい場合は、
下記のアドレスまでメールにて
お知らせください。
(コメント、感想用ではありません。)
obenben194@gmail.com