美しい花の観賞はウォーキングの楽しみ。
花の名前を覚えるというのも立派なウォーキング・テーマであります。
街ならではの花もあり、面白い発見があったりします。
先日、北海道立衛生研究所に行ってきました。

「春の山菜展」が開催されており、毒草や、マダニ、ヒグマについての展示が行われていました。
日頃からブログで植物の記事を書いている私、大変関心があり、拝見してみたかったのです。
(それと、普段足を運ばない道立衛生研究所にも行ってみたかった。)
日本三大毒草の「トリカブト」、「ドクゼリ」、「ドクウツギ」などは、大変興味深く拝見しました。
(トリカブトはヨモギに似ているので要注意!)
それにしましても、「イヌサフラン」と「行者にんにく」のなんとまぁ、よく似ていること!!
花をつけていなければ、瓜二つ!
見分け方を教えてもらわなければ、絶対、間違えると思いました。

(根元が赤いのが行者にんにく!)
素人の私は絶対、山菜は採らないぞ、と心に誓いました。
(マダニやヒグマも怖い…。)

「山菜展」でも、こうした映像が流れておりました。
皆さん、どうかお気をつけください。
そんな訳で「春の山菜展」へ行くのに、北海道大学のキャンパスの間を通って行きました。
ポカポカした陽気で、牧歌的な雰囲気。
気持ちの良い日でありました。
そんな中、可愛いく咲いている黄色い花がありました。

空き地一面に黄色い花。
「キバナノアマナ」であると思われます。
ユリ科キバナノアマナ属の多年草。
日本国内では北海道、本州中部以北によく見られるそうです。
(本州中部より西に行くと、希少種になるとのこと。)

実はこの花、最初、植物アプリで調べたら、「ニガナ」(キク科)としか出ませんでした。
それで、「ニガナ」で一本記事を書いてしまったのですが(1時間もかけて!)、葉の形が違うと判断して苦労して「キバナノアマナ」を見つけた次第であります。
植物アプリですら判別を間違えるのですから、いかに植物の判別が難しいか、お分かりいただけるのではないかと思います。
まして食用草と毒草の判別。
一つ間違えれば、命を落としかねないこととなります。
皆様、ホント、くれぐれもお気をつけくださいね。
観賞用や園芸用の植物にも毒を持ったものはたくさんあるので、注意が必要ですよ。

<参考資料>
- ウィキペディア「キバナノアマナ」

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