今日のお泊りさん☆ ＆ ご挨拶☆

今日は新しく、猫さんがお泊りに来てくれています


キジ模様のおとこのこ、「ぼきゅ」ちゃんです
お家では「きじきじちゃん」とも呼ばれているそうです
どちらもかわいい名前ですね…

この病院にお泊りするのは初めてなので、初めは箱の中から様子をうかがいます

　　　　　　　　　　　　　　ドキドキ…

毛布をかけると、少しリラックスした様子のぼきゅちゃん


でも、ケージのお外はまだ怖いらしく、
ほとんど遊ばずにすぐにお部屋に戻りたがっていました

　　　　　　　　　　　　「はやくあけて」

夜は、缶詰を足したごはんをしっかり食べてくれたので、一安心です


明日はもっと慣れてくれるといいなぁと思います


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


そして、以前もお泊りに来てくれた、フレンチブルドックの「ミル」ちゃん


とっても社交的なミルちゃんは、今回もまず全身でご挨拶してくれました

「こんにちわこんにちわこんにちわ～ジタバタジタバタ…」

遊びの時間には、お気に入りだったボールを見つけて大喜び

　　　　　　　　　　　「こ、このボールは…」


早すぎて、なかなか写真が撮れません

肌身離さずボールを持ち歩いていたミルちゃんでしたが、
「おやつだよ～」の一声で…

　　　　　　　　　　　　　「は―――い」

ボールのことは一瞬で忘れたようでした


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


それから、お泊り3日目の「まるる」ちゃん

　　　　　　　　　　　「おはよう～」

朝のトイレもお散歩でばっちり　朝ご飯も完食でした


お昼過ぎ…まるるちゃんのお部屋の前を通ると、かまってほしそうな鳴き声が…

2階の処置室に出してあげると、まずはウロウロ


そのあと…

　　　　　　　　「あのね、小腹がすいちゃったの」


　　　　　　　　　　　「なんかちょうだい」

そんな時は退屈も空腹もまぎれる、このおもちゃの出番です

　　　　　　　　　　　　　コロコロ…コロコロ…

上手に転がして、中のドライフードを少しづつ楽しんでいました


ミルちゃんとまるるちゃんは、これから夜のお散歩＆ご飯です


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


今日は、このメンバー（あと、あめたろう）での年越しです

今年は、久が原に病院をオープンさせていただくことができ、
いつにもまして、本当にあっという間の1年間でした

たくさんのワンちゃん・ネコちゃん、そして飼い主の皆様にお世話になり、
どうもありがとうございました

来年もどうぞよろしくお願いいたします

※年始の1日～3日は休診日になりますが、急患の際はまずはお電話ください
　留守番電話での対応になりますが、メッセージを入れていただければ、
　対応できる場合は折り返しお電話させていただきます

　不在などで対応できない場合もありますので、ご了承ください

それでは皆様、良いお年をお迎えください…

今日のお泊りさん☆

年末からお正月休みにかけて、たくさんのワンちゃん・ネコちゃんがお泊りに来てくれます

元気にお泊りしているかなと、気になっている飼い主さんも多いと思いますので、
ブログへのアップを希望してくださった場合は、
できるだけたくさん写真を掲載させていただこうと思っています


さっそくですが…
昨日からお泊りに来てくれている、ラブラドールの「まるる」ちゃんです

とっても元気な13歳の女の子です

今日は、朝のお散歩からスタートです
雨が降っていたので、院長がビニールの袋でレインコートを作ってくれました

　　　　　　　　　　「行ってきまーす」

呑川沿いをお散歩


トイレもしっかり済ませた後は…
お待ちかねのご飯です

　　　　　　　「いただきまーすガツガツガツガツ…」

…あっという間に完食

おっとりした性格のまるるちゃんは、
お部屋の中でもリラックスしてお昼寝してくれていました


夜のお散歩までには、雨が止むといいね


おまけの一枚

お散歩から帰った後、体を拭いてもらっているまるるちゃんが可愛かったので…
テルテル坊主みたい


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

そして…
昨日手術でお泊りした桜ちゃんは、元気にお家に帰りました


よく頑張ったねー

今日のお泊りさん☆

今日病院に来てくれたのは、以前もブログに登場してくれた、
トンキニーズの桜ちゃんです

今回はホテルではなく、避妊の手術でのお泊りです

手術の子をブログに載せさせていただくのは、初めてですね

手術前の桜ちゃん
術前の血液検査にも問題はなく、点滴をしながら手術の時間を待ちます

　　　　　　「やっぱりこの箱、落ち着くわ～」

前回のお泊りでベッドに使っていた箱が、今回もお気に入りです

お昼の時間…
手術は無事に終わり、麻酔からも順調に醒めてくれました


　「気が付いたら、変なお洋服着せられてるのよね…」

桜ちゃんが着ているベージュのお洋服は、手術の傷を保護するためのお洋服です


　　　　　　　　　「わるくないわニッコリ」　　

夜ご飯も、すぐに完食


今日は朝ご飯抜きで来てもらったので、おなかがすいていたようです
若い猫さんは、やっぱり術後の回復が早いです


今日は疲れたと思うので、よく休んでね

あめたろうのクリスマス☆

ブログの更新が遅くなってしまい、申し訳ありません
年賀状を書くのに一生懸命になってしまっていました

クリスマスも終わり、今日は少しさみしい気持ちでツリーを片付けました

クリスマスには結局、あめたろうにもちゃんとプレゼントを用意しました

　　　　　
　　　　「ぼくにもサンタさん、来た…」


ネコ布団と、おもちゃです

本当はおもちゃだけの予定だったのですが、寒がりなあめちゃんのために
奮発して買ってしまいました

クッションと毛布がくっついたような作りになっていて、
間にもぐりこんで寝れるという、素敵なあったかグッズです

でも、毛布にもぐるのは大好きなはずなのに、見向きもしないあめたろう
あめたろうには、少し小さかったかな～とガッカリしていると…

気を使って、クッションとして使ってくれていました


ちなみに、今回のプレゼントの中で一番喜んでくれたのは…

チョロQネズミでした

お家の中だと、ネズミを走らせてもすぐに物にぶつかって止まってしまうので、
もっと広いスペースで、思いっきり遊ばせてあげたいです

猫ひっかき病☆

「猫ひっかき病」……
冗談のような名前ですが、ちゃんと病気の正式名称です

英語でも「cat scratch disease」と言います

私は大学生の時、この「猫ひっかき病」を専門に勉強されている教授のもとで、
実験や研究をさせていただいていました

今日は、この病気についてご紹介させていただこうと思います

＜感染経路＞
　猫ひっかき病は、その名のとおり猫に咬まれたり、引っかかれたりすることで
　おもに人に発症する病気です。
　バルトネラ菌を持ったノミの吸血によって猫（まれに犬）に感染し、
　その猫（犬）にひっかかれたり咬まれたりすることで人に感染します

　日本では、約7％ほどの猫がこの菌を保有しているという報告がありますが、
　3歳以下の若い猫や、室外飼育の猫、ノミの寄生している猫で特に多いようです

＜症状＞
　犬や猫は通常無症状です。
　人では、受傷して数日から2週間ほど経った頃、受傷した部分の丘疹や膿疱、
　発熱、疼痛と、数週間から数ヶ月続くリンパ節の腫脹があります。
　また、ごくまれに、突然の痙攣発作や意識障害で脳症を併発することもあります

＜人の治療＞
　ほとんどの場合、2～3週間で自然に治癒します。
　症状が重度の場合は、抗菌薬の投与も行います。

＜気を付けること＞
　・猫の爪を定期的に短く切っておく。
　・猫（特に仔猫）と接触した後はよく手を洗い、
　　もし咬まれたりひっかかれたりした場合は傷口の消毒を行う。
　・ノミの定期的な駆除・予防を行う。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　…などです

猫ひっかき病は、ノミが発生・増殖する7月から12月にかけて
（特に、寒くなって猫と一緒にいる時間が増える秋口から冬にかけて）
の発生が多くなります

ちなみに私は、たくさんの猫さんに咬まれたり、ひっかかれたりしたことがありますが、
猫ひっかき病にはかかったことはありません

過度に心配する必要はありませんが、
もしも感染が疑われる場合には人間のお医者さんを受診し、
その際、猫や犬との接触があったことを伝えてください

　猫ひっかき病のように、動物から人間にうつる病気は、
「人獣共通感染症（ズーノーシス）」と呼ばれ、他にもいくつかありますので、
機会があればまたご紹介させていただこうと思います


「ぼくもちゃんとノミ予防や爪切りをしていマスエッヘン」

でも、爪切りをすると必ず咬みつこうとしてくるので、全然えらくありません