おばら犬猫病院  03-3752-9119

「おばら犬猫病院」スタッフによるブログ

診察時間変更のお知らせ☆

2013年05月29日 | お知らせ
セミナー参加のため6月9日(日)の診療時間を
下記のように変更させていただきます。

    午前 : 9:00~12:00
    午後 : 休診


ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、
宜しくお願い致します。


     
                     おばら犬猫病院


今日のお泊りさん☆

2013年05月28日 | ペットホテル
昨日から、ちびちゃん・くろちゃんコンビが
お泊りに来てくれています


           お久しぶり~


お泊りの前にお家でシャンプーをしてきてくれて、
ますますフワフワのちびちゃん


誰かがくろちゃんと遊んでいると割り込んで来たり…


かと思えば、物音にも動じず眠っていたり…

          「すきまがスキ…

相変わらずのマイペースっぷりです


一方くろちゃんは、いつもちびちゃんにとられてしまう
黄色のお座布団をゲットして、ご満悦

               エヘ

久しぶりにくろちゃんの大きな鳴き声が聞けて、
ちょっと懐かしかったです

             「ニャ―――

第2の我が家と思って、くつろいでね


今日のお泊りさん☆

2013年05月26日 | ペットホテル
今日は、チワワの「ビビちゃん」がお泊りに来てくれています

いつものアイドルスマイル

          「7か月齢になりまちた

元気いっぱいのビビちゃんは、
お泊り中も遊ぶのがだ~いすきです

一番お気に入りだったのは、ネコちゃん用の、鈴入りボール

            「えいやー

休憩中も手放しません

               ニヤリ

お友達の「コンベニアくん」とも、感動の再開

            「ひさしぶりー

ケージの外では、常に走り回っているビビちゃん
小さい体のどこにそんなに元気がつまっているのか、不思議なくらいです

たくさん遊んで、食欲もモリモリ


遊び疲れて寝ている姿も、とってもラブリーでした

           「おやすみなさ~い


ネコちゃんの「しっぽ」について☆

2013年05月25日 | 日記
ネコちゃんのチャームポイントの一つでもある「しっぽ」
でも、実は可愛いだけではなく、意外と実用的なアイテムなんです

<猫のしっぽの役割>
 ○体を保温する
   …寒い時、猫は体を丸めてしっぽに顔を埋めるようにして眠ります。
    特に、メインクーンやノルウェージャン・フォレストキャットなどの
    寒い地域の長毛種は、ふかふかの暖かそうなしっぽを持っています
      

 ○体のバランスを取る
   …走るときやジャンプするとき、高所から飛び降りるときなどに
    舵取りの役割をしています。

 ○マーキングをする
   …猫は体のあちこちににおいを出す腺を持っていますが、
    しっぽにある皮脂腺からもにおいを発します、
    猫が家具や飼い主さんにしっぽを巻きつけるのは、
    においをこすりつけるマーキング行為です。

 ○感情を表現する
   ・嬉しいときや甘えるとき…しっぽをピンと立ててすり寄ってきます。

   ・こわいとき…しっぽを足の間にしまい、うずくまって体も小さく見せることで、
          「攻撃しないで」とアピールしています。

   ・面倒くさいとき…寝ているときに名前を呼ばれて、しっぽの先だけ
          小さく動かくのは、聞こえているけど起きるのがめんどうな心境のときです。

   ・威嚇するとき…しっぽの毛を逆立ててふくらまします。
        
   ・不機嫌なとき…しっぽを左右にパタパタ大きく振ります。

  あめたろうに話しかけるとよく、寝っころがったまましっぽで返事をしてくれるのですが、
  本当は面倒くさがっていたんですね…
     


このように、色々な役割を持つ「しっぽ」ですが、
元々しっぽの短い猫などはどうなるのでしょうか??

猫のしっぽの形や長さは違っても、その機能や役割は同じです。
しっぽがなくても不足する部分は他が補って、生活に支障をきたすことはないようです

例えば、「マンクス」という種類のネコは尾がほとんどないのが特徴で、
その分体のバランスを取るために、後ろ足が発達したと言われています。
前足よりも後足の方が長く、跳ねるように歩くため、「ラビットキャット」とも言われています。
        

ただ、しっぽを使ったコミュニケーションは取りづらくなるので、
しっぽ以外の動きに注目して、気持ちを読み取ってあげてください


マダニについて☆

2013年05月22日 | 日記
暖かくなり、ノミやマダニなどの寄生虫が
活発に活動を始める時期になりました

近年日本でも人の感染・死亡例が認められた、
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)という病気は
マダニが媒介に関与しているということで、
ワンちゃんのマダニ予防に関するお問い合わせも増えています

おばら犬猫病院にも、お散歩中やお庭でマダニに咬まれてしまったワンちゃんが
何匹か来院しており、「マダニ」は思った以上に身近な存在なんだなぁと感じました

そこで今回は、「マダニ」について少しご紹介したいと思います


<マダニの種類>
  日本には40種類以上のマダニがいますが、
  都市部で主に見られるのは「フタトゲチマダニ」というマダニです

        
  吸血前は体長3mmほどですが、吸血をすると大きく膨らみ、
  体重が100倍以上になります。

  ※室内で見られる「ダニ」は、マダニとは異なります。

<マダニの住む場所>
  マダニは、広い公園や河原などの草むらに潜み、
  そばを通りがかった人や動物に飛び移れる機会を狙っています。
  そして、ハラー氏器官と呼ばれる独特の感覚器官で、
  動物の体温、振動、二酸化炭素などを感知し、動物の体表へ寄生します。

  犬の場合、特に耳、胸部、内股部、おしり(肛門)の周りなど、
  被毛の少ないところに寄生します。

  

  ※ネコちゃんは、グルーミングをすることや、
   室内飼いが増えていることなどにより、マダニが寄生する機会は減っていますが、
   ワンちゃん同様注意が必要です。

<マダニが犬に引き起こす病気>
  ○マダニが直接引き起こす病気
    ・貧血…マダニから大量に寄生・吸血された際に貧血を引き起こします。
    ・アレルギー性皮膚炎…マダニの唾液がアレルゲンとなり、強いかゆみなどを引き起こします。
    ・ダニ麻痺症…マダニは種類によって唾液中に毒性物質を産生するものがいます。
             毒性物質が体内に注入されると、神経障害(弛緩性麻痺)を引き起こします。


  ○マダニが媒介(仲介)する病気
     

   ※では、マダニにより「ヘモバルトネラ症」に感染し、
    貧血、発熱、元気消失などの症状がみられることがあります。

   ※人で死亡例が見られた「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」も、
    ウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染します。
    主な症状は、発熱と血小板減少、消化器症状、白血球減少で、
    重症化すると死亡することもあります

    今のところ、動物でのSFTSの発症は、報告されていません

<マダニ対策>
   マダニに寄生されないためには、
    ・草むらや藪などに入らない、
    ・散歩の後にはワンちゃんの体をよく観察する
    ・ブラッシングを行う

   などにより、マダニの寄生をや住環境への侵入を防ぎます

   また、マダニ予防のお薬を定期的に使うことも効果的です
   スポットタイプや錠剤タイプがあり、同時にノミの予防もできます。

☆もし、マダニに咬まれてしまったら…
   無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残ってしまうことがあるので、
   吸血中のマダニに気が付いた際は、病院へご相談ください