ニワドー380sを牽引してみて

ＧＷにニワドー380sをZiL520で牽引して初のキャラバンに出かけてきました。
名義変更等で短距離を2回ほど牽引はしましたが本格的な牽引は今回が初めてとなります。

時間がなく準備という準備は出来ていませんでしたがブレーキ、タイヤ周りとＡフレーム、灯火類の整備とチェックだけは念入りに行いました。

そもそも「国産キャブコンで小さいながらも本格的なトラベルトレーラーを牽引出来るのか？」という疑問はありましたが実際に牽引している方をほとんど見た事がありませんしネットで検索しても情報という情報は当然ありません。
全くの手探り状態からスタートでしたが・・・

「ま、どうにかなるでしょ」(笑)

今回約1000kmほど走行してみての感想ですが・・・
「牽引している事を忘れてしまいそうです」(^^;;

他のトラベルトレーラーに比べ圧倒的に軽量(約600kg)な事に加え、巾・高さがZiL520より小さいため走行中の風の抵抗がほとんどありません。
横風に対しても表面積が小さいため気になりませんでした。
燃費に関しては今回データーを取ってないので不明ですがZiL520単体走行とほとんど変わらない？
ただ、山間部といった特に上りがキツイ場合はどうしても燃費は落ちると思います。

今回牽引してみて驚いたのはブレーキがZiL520単体よりよく効く事です！
カムロードベースのキャブコンはブレーキの効きが悪いのは有名です。
そのためうちのZiL520もブレーキパッドを交換していますが慣性ブレーキ付きのニワド－380sのおかげでびっくりするくらいブレーキが改善されました。これは本当に嬉しい誤算かも？(笑)

気になる事は走行中にサイドミラー等で全く姿が確認できないので「ちゃんと付いてきてる？」とちょっぴり不安になります(笑)
コレはZiL520のバックカメラをモニター映像に写せば確認出来ますよね(^^;;

駐車時のバックも困ります。
コレは牽ッキーな方ならよくわかると思いますが連結部から軸までの距離が短ければ短いほどよく曲がるためちょっとしたハンドル操作であっちこっちに振りまくります。
またニワドー380sの巾がZiL520より狭いためどっちに曲がっているのかがわかりません。
サイドミラーに映り混んだ時には「時既に遅し」状態で方向修正が遅いわけです(^^;;
この辺りは今後慣れるしかないのと最悪の場合は一人でも押せる軽さなのでZiL520から切り離すのも選択肢の1つだと思ってます(笑)

キャラバン中に冷蔵庫も無事に冷えるようになったしこれからどんどん活躍してもらいましょう！
ZiL520で小さなトレーラーを牽引している姿をみつけても指さして笑わないでくださいね～(^^)

そうそう！良い子は絶対にマネしないでくださいね。
もしキャブコン側に何かしらの不具合が生じても一切責任は取れません(^^;;
決してお勧めしているわけではありません。ただ私が牽きたいでけですから(笑)